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「アクアマン」(映画)感想 ~海中の「ワイルド・スピード」爆誕!海のアーサー王、モモアマンに見とれる2時間半【おすすめ度:★★★★】

最高~~~。

 

2019年まだ2月も始まったばっかりだけど、こんなペースで最高な作品に出会っていていいの!?と思ってしまうほど興奮!

DCEU好きも、そうでない人も、むしろDCEUそれ何??って人にこそ観てほしいアクション・エンタテインメント、それが「アクアマン」!

 

簡単にいうと、これ1本で「ワイルド・スピード」「キング・アーサー」「リトルマーメイド」「マイティ・ソー」にクリスチャン・ラッセンの絵画とスターウォーズの合戦とプロレス風味まで過剰摂取できるお得仕様 な作品です!

 

少年のような想像力とアイディアをすべてビジュアルにしていく力をもった天才監督と、不良性感度が高くてキュートな主演俳優が魅せる新世代のアクション・エンタテインメントの大傑作です。

 

★「アクアマン」

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◆予告編◆

【特報】

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【予告編】

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◆あらすじ◆

ステッペンウルフの襲撃から1年後ー。

アーサー・カリーは、その人並み外れた戦闘力で海賊の襲撃を阻止するなど、“アクアマン”として地上で起こる悪事に対処していた。

しかしその頃、海底の王国アトランティスではアーサーの異父兄弟であるオームの策略が海底の諸王国へ、そして地上の人間たちへも広がり始めていた。

アトランティスの正統な血を引くものとして、メラらに海底国へと連れ戻されるアーサー。

かつてのアトランティスの女王・アトランナと人間の男との間に生まれ、どちらにも完全にはなじめずに生きてきたアーサーだったが、祖国と地上の人間界との対立の危機が彼を真の王へと導く事になるー。

 

 

◆感想(ネタバレあり)◆

それなりにアクション映画の大作は観てきたと思っているけれど、それでもまだまだ驚かされる演出に出会えるとは…!!

 

先日観た「アリータ」といい、クリエイターたちの尽きる事のないイマジネーション、想像力と創造力、そしてそれをビジュアルとして作りあげるために日々技術を進化させていくその力には本当に恐れ入ってしまう。

 

www.evisilli.website

 

「アクアマン」は、とにかくアイディアマンで、自身の描くビジョンに揺るぎない確信を持っていて、それらを必要量に対して300%くらいの分量を力技で盛り込んでくることに定評のあるジェームズ・ワン監督の全てが爆発したような作品。

 

彼は出世作「ソウ」の後、「インシディアス」「死霊館」「アナベル」、それらのユニバース作品などホラー映画を中心に活躍してきましたが、「ワイルド・スピード SKY MISSION」であのワイスピシリーズの監督に抜擢!

彼は、シリーズ後半を立て直し拡大させてきたジャスティン・リンが初めてメガホンを譲ったこの作品で、「ホラー映画専門の監督にこのトンデモアクションシリーズが務まるの?」という懐疑的な視線をものともせず作品をとんでもなく狂ったテンションの娯楽作として作り上げ、そして主演のポール・ウォーカーの突然の他界という悲しい事態に対しても、ポールと彼が演じるブライアンへの愛と追悼を映画のラストで素晴らしい形で刻んだ事で世界をあっと言わせた経歴の持ち主。

 

 

成功フォーマットがある程度あった「ワイルド・スピード」シリーズと違うのは、「アクアマン」が正直DCEUの中ではそこまで期待されていなかった作品だという事、そして主演がヴィン・ディーゼルではなく、世界的な認知度ではまだまだこれからというジェイソン・モモアだという事。

この二つの要素がジェイムズ・ワンに自由を与え、むしろ彼の溢れんばかりのイマジネーションを爆発させるのに最高の環境だったのかもしれません。

 

とにかく、いろんな映画の中の最高なシーン、最高な展開、最高な物語、最高な決め画、それらのいいところが盛り合わせ状態のくせにオリジナリティがあって渋滞していないという奇跡!

 

アクションは、「ワイルド・スピード」以上に破天荒に。

物語は、「キング・アーサー」以上にドラマティックに。

恋愛は、「リトルマーメイド」以上に美しく。

悪役は、「マイティ・ソー」以上にこじらせて。

 

そこに、クリスチャン・ラッセン以上に脳裏に焼き付く海底のイメージをこれでもかと刷り込み、スターウォーズ以上に入り乱れた合戦シーンがあり、そしてヘッドシザーズ・ホイップを決める強いヒロインがいて、これもう最高じゃないですか?笑。

 

サメを乗りこなす一族 vs タツノオトシゴを乗りこなす一族!

甲殻類の種族に、醜く退化した海溝の獣たち!

無重力状態ともちょっと違う、吹っ飛び幅のでかい水中肉弾戦!

三半規管ゆさぶりまくりのワンカットぐるぐるカメラワーク!

そんな「ワイルド・スピード」以上に規格外のアクションが繰り広げられる舞台となるのは、海底に沈んだ古代王国。

水中の神殿と銅像。

暗い海中で自己発光する生物たち。

そんな真新しいビジュアルと、神話や伝説のような建築文明が入り混じる世界のミックスぶりもまた楽しい見どころ。

 

 

そもそもアクアマンの「アーサー」という名前がアーサー王伝説をモチーフにしているのは明白なので、その他の世界観についても少なからず神話や伝説をベースにしているのは間違いない。

伝説の三又槍「トライデント」とともに消えた古代の王。

その槍を見つけ、そして持った者だけが真の王と認められる。

そんな英雄譚の世界はハリウッド映画や海外ドラマの定番設定ですが、その槍を抜くのがジェイソン・モモアとなればワクワクせざるをえない。

 

ちなみに、奇しくもアーサー王物語の最新映画化であるガイ・リッチー監督「キング・アーサー」も、不良性感度の高いチャーリー・ハナムを主演にファンタジーよりの作品になっていましたね。

王家を追われたスラム育ちの喧嘩上等アーサー王。

映画は惜しくもヒットとはならずでしたが、ジェイソン・モモアのアクアマンは、ガイリチ版アーサー像アレンジとも近いかもしれません。

 

キング・アーサー(字幕版)

キング・アーサー(字幕版)

 

 

そして悪役のこじらせ具合もまた、「キング・アーサー」であり「マイティ・ソー」であり。

オームを演じるパトリック・ウィルソンはジェームズ・ワン監督のお気に入りでこれまで彼の作品に多数出演してきたイケオジ俳優。

彼のインタビューで、「モモアとは正反対のビジュアルにした」というのが最高。

神経質なまでの髪のなでつけ具合とい、CGでの髭の消し込み具合といい、モモアの真逆を行くビジュアルアプローチは大正解!

きっと「マイティ・ソー」のロキ好きの方に刺さる事間違いなしのキャラクター作り。

正統な生まれでありながら、混血の兄のカリスマ性を憎み道を間違えていく弟ってそれはもうみんなが好きなやつでは…!?

 

マイティ・ソー (字幕版)
 

 

そんな弟が起こしためんどくさい海底国内戦争にアクアマンを無理やり呼び戻すメラの強さもやばい。

アンバー・ハードのリトルマーメイドっぷりはあくまで外見だけで、新時代のヒロインは自分で戦うしなんなら強引に主人公の運命も決めちゃうし、がんがん冒険につっこんでいくパワースタイル。

そして相変わらず美しい~。

 

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クラゲのウェディングドレスみたいなヘンテコファッションも着こなす美貌。

緑のボディスーツ時にわかる、尋常じゃない足の長さには口あんぐり。

アクアマンとのK〇SSシーン、足を絡めあったふたりの造形美があまりに美しすぎる上に「これでどうだ!」とでも言わんばかりの決めショットっぷりが最高にセクシー!

その上に、初めてのシチリアの景色に目を輝かせ、子供に噴水で魔法を見せたり、花食べちゃったり(笑)、可愛いが過ぎる・・。

「ジョニー・デップとイーロン・マスクの元彼女」という良いんだか悪いんだか微妙な知られ方でビハインドしていた彼女だけど、やっぱりいいなー。

 

 

 

物語的なリアルマーメイドポジションはどちらかというとニコール・キッドマン演じる母・アトランナですね。

映画の冒頭を飾るアトランナとトーマス(アーサーの父)との出会いとのシーンだけで、簡単に涙出ちゃうほど神々しいニコール様の美しさにも注目してほしい。

 

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ここに参謀ウィレム・デフォー、メラの父ドルフ・ラングレンといった、ちょっと独特かつ濃すぎる助演陣を従えながら、それでもこの映画は彼のものだと言わせる迫力を魅せるのがアクアマン役のジェイソン・モモア!!

 

めちゃくちゃカッコいい~!!

そりゃ、2018年の世界で一番ハンサムな男ランキング1位取りますよこれは。

 

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思えば、「バットマンvスーパーマン ジャスティスの誕生」のカメオ出演では、ただの素潜りタトゥ髭もじゃおじさんとか言われていた彼が、続く「ジャスティス・リーグ」では強さと弱さのツンデレっぷりを見せ、そして迎えた単独主演作。

 

その間にTwitter上などで「モモアマン」という愛称を得た彼は、むしろアクアマンのキャラクターを自身に近づけていく事で更なる魅力を役柄に与える事に。

いや、キャラクターを自身に近づけた所でそれが魅力的になるかどうかはむしろ演じる役者本人の素材の良さ次第だから、となるとやっぱりモモアマン本人が魅力的ってことかも!?

 

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このシーンとか、そのまま普段のモモアマン。たぶんレザーベストも私物?

 

ほんとに、ワイルドさとキュートさがここまで共存する俳優さんを他に知りません!

役を得るために友人に鼻を殴らせる男。

オーディションでハカをおどっちゃう男。

髭もじゃでツインテールを披露しちゃう男。

8歳の頃の初恋を初志貫徹して10歳以上年上の現奥様を略奪婚したうえで、その元夫とも熱い友情を築き、その娘とも仲良しになる男。

エピソード一つ一つもぶっとんでるし、あのワイルドな風貌に対してくっしゃくしゃの笑顔でがはがは笑う姿のギャップ!

 

かつてパブでの喧嘩で顔の左を何十針も縫う大けがをし、今でも左眉の間に傷跡を残すそのルックスは、むしろ彼を一度見たら忘れられない俳優として印象付けていますね。

 

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そんな持ち前のワイルドさ、超絶バランスの良い肉体美、そして劇画ちっくなルックスは、DCEUの製作総指揮であるザック・スナイダー好みのスローモーション決めショットにバシバシはまる!

最後の見せ場の水上戦で魅せる、水しぶきを背中に受けて神々しく輝くモモアマンの決めポーズ連打っぷりには、あまりにかっこよくて思わず笑っちゃうほど。

 

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そんなアクションシーンももちろんですが、何よりもモモアマンらしさが役に反映されていたと思うのはやっぱりメラ様と一緒のシーン。

 

特にシチリアでのぶらぶらシーン。

初めてのシチリアに目を輝かせ、赤いバラをむしゃっと食べちゃうメラ様。

このメラ様も可愛いんだけど、それを観て「こいつかわええな~」って表情しながら自分も薔薇をむしゃむしゃしてみせるモモアマンの素敵なこと!

 

「ワンダーウーマン」でクリス・パインが演じたスティーブ・トレヴァーに通じるものがありました。

人間界のルールを知らずにあの格好でうろうろしたり剣を振り回したり、何かと“天然ちゃん”的な行動をするダイアナ・プリンスを、頭ごなしに否定することなく付き合ってくれるスティーブが大好きなんですが、アクアマンはさらにその進化系でしたね。

 

 

 

そんなモモアマンの魅力を初めてこの作品で知った人は、是非「ゲーム・オブ・スローンズ」でのカール・ドロゴ役も観てほしい!!

ワイルドなルックスはそのままに、シリーズ最大の人気を誇るキャラ=デナーリス・ターガリエンを、右も左もわからぬ少女からドラゴンの母たる強く信念を持った女性へと押し上げる唯一無二の王。

この、自身も強く主人公たるキャラクターでありながら、女性キャラの旺盛な行動力や強い信念を後押ししてくれる包容力、それこそ広い海のような器の大きさがモモアマンの何よりの魅力だと思うのです。

 

 

 

 

ちなみに、「モモアマン」という愛称は本作のパンフレットにも記載されているので、もう公式という事で良いんでしょうかね!?

初めに言い出した方のセンスに脱帽。

 

 

そんなわけで「アクアマン」は、物凄いアクションの物量と、皆が好きな要素を濃縮したキャラクターと、野性味と美貌でできた俳優たちをてんこ盛りにして大量の火薬と水をぶっかけて共存させた物凄い作品!

 

2月8日(金)より全国公開中です!

 

↓↓宣伝も正しく面白くて大好き!↓↓

 

※画像は全てimdbより引用