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「ポーラー 狙われた暗殺者」(ネットフリックスオリジナル/映画)感想 ~マッツ・ミケルセンファンのための"マッツ全部盛り"映画【おすすめ度:★★★】

イケオジ俳優界・北欧の至宝ことマッツ・ミケルセンのNETFLIXオリジナル作品「ポーラー 狙われた暗殺者」。

配信開始と同時にすぐさま視聴!

 

マッツ本人がエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねているからか(?)、ファンのツボというツボを押さえた“マッツ全部盛り”といえる作品になっています。

 

★「ポーラー 狙われた暗殺者」

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監督:ヨナス・アカーランド

キャスト:マッツ・ミケルセン、ヴァネッサ・ハジェンズ、キャサリン・ウィニック、リチャード・ドレイファス

 

 

◆予告編◆

www.youtube.com

 

◆あらすじ◆

裏社会で史上最強の暗殺者“通称ブラック・カイザー”として知られるダンカン。

足を洗おうとしていた矢先、雇い主ダモクレス社がダンカンに賞金をかけたことで、若き腕ききの暗殺者たちの殺しのターゲットになってしまう。

命を狙う側から狙われる側へ。

しかし彼はかつての最強の殺し屋。

次々に迫りくる若手の殺し屋たちを相手に、安らかな引退をかけた戦い(?)が始まるー。

 

 

◆感想(ネタバレなし)◆

マッツを知らない方のために簡単に彼をご紹介。

 

【マッツ・ミケルセン(通称:マッツ)】

デンマーク・コペンハーゲン出身の53歳。

あの「ドライブ」で有名なニコラス・ウィンディング・レフンのブレイク作「プッシャー」で劇場映画デビュー。

その後彼とは「ブリーダー」「ヴァルハラ・ライジング」でもタッグを組んでいます。

4か国語を話し、あの小島秀夫監督とも親交が深く彼のゲーム作品にも出演。

代表作:

「007:カジノ・ロワイヤル」

「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」

「偽りなき者」

「ローグ・ワン」

「ドクター・ストレンジ」

「ハンニバル」シリーズ 等

 

北欧出身の俳優さん、スカルスガルド一家やニコライ・コスター=ワルドウなど最近どんどんハリウッドに進出してきていますが、その一番の先駆けともいえる存在です。

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この作品、なんというか「マッツファンが見たいものを見せたい」×「監督のやりたいことをやりたい」を100%盛り込みました!って感じ。

 

出世作から何本か組んでいたニック・レフンも同じくデンマーク出身でしたが、今回の監督=ヨナス・アカーランドも北欧スウェーデン出身のおなじく53歳。

もともとPV畑で活躍していた人で、レディ・ガガとビヨンセが組んだ「テレフォン」等も彼が手掛けているそうです。

www.youtube.com

 

まさに、この感じ。

悪趣味一歩手前の毒盛り盛りでポップな色使い。

追ってくる若手の暗殺者達は基本的にこの監督側の世界観の中にいます。

 

だけど、マッツはそのポップな色使いには染まらない。

彼の側だけマッツっぽい世界観、マッツっぽい色味がそのままキープされてます(笑)

この混ざらなさが上手く機能していたかというと、うーんもっといい中間点はあった気がしますが、この色味感の食い合わせの悪さは、ベテラン・マッツ VS 若手の暗殺者たちの対比を印象付けるためのものなんだろう私は解釈しました。

 

全体としてのディレクションはイマイチな監督だけど、マッツが一番カッコいい角度、マッツが一番映える魅せ方はわかってる!

ファンの方には同意いただけるんじゃないかと思うんですけど、私が勝手に思うマッツの特徴、あるあるポイントにこんな所があります。

 

1、厳しい自然の中に立たせると輝く

例えば「ローグ・ワン」、例えば「ヴァルハラ・ライジング」・・・etc

荒野、雪山、岩場。

そんな自然の中に孤独にたたずむ姿が何故か似合うし、なんだかエモい。

 

2、痛めつけられて満身創痍になると輝く

例えば「ハンニバル」、例えば「悪党に粛清を」・・・etc

なんだかんだ捕まって拷問されたり、とにかく体中傷だらけになりがち。

ファンの残酷耐性も徐々に強くなってる気がする…。

(自動的に、半裸もしくは全裸になりがちという事態が発生します)

その、ぼろぼろな中から立ち上がる姿が様になるし、年齢と体格の割に動きが優雅で、すごく省エネで無駄のない戦い方をするイメージ。

 

3、目元をいじられがち

例えば「三銃士」、例えば「007:カジノ・ロワイヤル」・・・etc.

常に目元に傷やら眼帯やら疾患やらがありがち!

アイパッチは「三銃士」でもありましたが、うん、やっぱり似合いますね。

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そして何より、劇画っぽいんですよね、造形が。

小島秀夫監督の「デス・ストランディング」が一番いい例だと思うんですが、このゲームのキャラそのままマッツ!

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※目、潰されすぎ!!!

 

造形がドラマティックなんでしょうね。

今回、そんなポイントが全部盛りです。

 

演出面でヨナス監督と合ってるなと思った点も2つほどありました。

 

1、シリアスが基本のマッツ×映像の切り替わりでオチをつける監督

マッツって基本、映画の中ではシリアスな存在なんですよね。

あんまり映画の中でお茶目な役柄ってないし、そういうイメージがありません。

(オフの本人は、ジャージを着こなすキュートでお茶目なおじさんですが!)

そこを監督がうまく利用していて、「普通ならこうだろう」「こう言ってるし次こうだろう」という所を、カットの切り替えで「えっ、そっち!?笑」と意外性ある魅せ方をしているので、マッツ演じるダンカンの持つ愛嬌や可愛らしさが垣間見えてよかった。

犬を買っちゃうマッツ、犬の飼い方本買っちゃうマッツ。

子供たちに言葉ではなく剣術を教えちゃうマッツ、

セックス中を狙われて、裸のまま吹雪の荒野に出て行っちゃうマッツ。

 

2、元ダンサーマッツ×その動きの流れを魅せてくれる監督

彼、実は元ダンサーなのです。

「ハンニバル」で見せたアクションシーンで、意外過ぎるほどの身体能力の高さに驚いた人もいるのでは?

その基本がちゃんと残っているんでしょう。

地下通路でのアクションシーンで魅せる、動きに無駄のない創作コンテンポラリーダンスのようなアクション。

監督もおそらくそれをわかっていて、「手振れで臨場感を」「スピーディに」とかではなく彼のしなやかさが見えるような演出にしてくれているなと思いました。

 

 

そんなわけで、マッツファンの方にはとにかくおすすめの作品。

スクショしたいシーンばっかり!

NETFLIXでこの作品が沢山視聴されれば、次なるマッツ主演作品や、もしかしたらの「ハンニバル」復活もありえるかもしれません。

 

「ポーラー 狙われた暗殺者」は、NETFLIXにて独占配信中。

 

※画像は全てimdbより引用

 

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