Everything is Illuminated

面白かった映画と海外ドラマの感想を気ままに綴るブログです。海外のイケオジ俳優が好きです。

「シュガー・ラッシュ:オンライン」感想 ~あなたと友達、見ている未来は一緒か?

さっそくイケオジ俳優好きとはまたかけ離れた作品ですが、観てきましたよ!

 

「シュガー・ラッシュ:オンライン」♪

 

ちょうどはてなブログで感想企画をやっていたので、参加してみます。

 

※ネタバレあります※

 

1作目は劇場で鑑賞。その子供向けの皮を被った中にあるメッセージに泣かされたなあ。

 

というか、前作に限らず最近のディズニー(含ピクサー)映画は、可愛くキュ~トでハイテンションな物語の先に、大人を泣かせる核心をついたメッセージや教訓をさらっと提示してくるので油断ならない。

 

途方もない夢を追うのではなく、自分の適性にあった仕事で得る幸せな人生の可能性を提示してみせた「モンスターズ・ユニバーシティ」。

大人になっていく相棒との別れを受け入れ、また新しい出会いへ、お互いに愛情をもって相手を送りだし自身も踏み出していく「トイ・ストーリー3」。

 

劇場できゃっきゃする子供たちに交じりながら、独り号泣した作品たちは数知れず。

 

しかも、ディズニースタジオはここ数年、ピクサーの十八番だったこうした含蓄ある脚本作りを完全に取り入れ、ピクサーよりも出来が良い作品も増えてきています。

 

そんなこんなで「シュガー・ラッシュ:オンライン」も、やっぱり大人には(いい意味で!)しんどい続編でした。。。

 

 

◆あらすじ◆

前作ではゲームセンターの中にあるいくつかのゲームの世界を舞台に展開されたストーリー。今回は、ひょんな事から主人公・ヴァネロペちゃんの属するゲーム「シュガーラッシュ」の存続の危機!?が訪れます。その危機を救うため、ラルフと一緒にインターネットの世界に飛び込もう!というお話。

 

 

インターネットの世界は、実在の企業でいっぱい。さすがディズニー、ほとんどプロダクトプレイスメント?

Google、Amazon、Twitter、Facebook、Snapchat、Pinterest、ebey・・・

まあ、これらが無いと「インターネットの世界」という設定に現実感が出せないので、彼らの参加はマストだったと思われる。

 

面白いのは、検索窓の無駄なサジェストだったり、うざいポップアップ広告だったりというネットあるあるもキャラクターのネタとして活かされている点。

この辺のシニカルさで大人の観客も笑わせつつ、この世界をアトラクションのように見せていて楽しい!もっと細かい仕込みがいろいろあるはずなので、探してみたいなー。

 

そして、ネットの世界の中にもあるからね!という理由で自社を出してくるディズニーさん。やりよる。

マーベルやらスターウォーズやら、自社保有IP使い放題!つよい!

 

そして自社の姫たちも大集合!やっぱり始まった姫あるあるネタ!

ここら辺、「魔法にかけられて」と被る部分もあるんだけど(突然歌いだすとか、動物としゃべれるとか)、もはや王者の風格。

メリダの事を「あの子他のスタジオの子で、何しゃべってるかよくわかんないのよ」って言うの、よく通りましたね?笑(メリダはピクサーの作品)。

予告やCMでよく見ていたけど、私服になる姫たちは可愛かったなー。

 

そんな割とわちゃわちゃしたインターネットの世界の中で、ヴァネロペはひょんなことから最高にクールで自分が求めていたゲームの世界「スローターレース」を見つける。

そして、そこでスーパードライビングテクニックを持つ魅力的な女性・シャンクと出会う。

 

スローターレースの世界で生きていく事にわくわくを止められないヴァネロペ。

今まで通り、しゃべって、ちょっとレース出て、そんないつもの暮らしをヴァネロペと一緒に続けていきたいラルフ。

その意識のすれ違いが、前作で悪役からヒーローになる事が出来たラルフを、また「悪役」に戻してしまう。。。

 

ラルフは、ヴァネロペへの愛情ゆえに動いていた。

 

だけど、その人の人生はその人のもの。

夢を追う事を、止める事はできない。

夢を追う事を、友達なら応援してあげよう。

 

きっと、多くの大人の皆さんなら少なからず別の道へと進んでいった友人はいたはず。

その時、自分は相手を応援してあげられた?

ただ一緒にいたいという自分の想いで、相手の夢を押さえたりしなかった?

 

 

ディズニーの描く最近の物語は、これまでただ盲目的に「これが“夢”だよ」と自身が刷り込んできた概念をさっくりと切り捨てていく。

自分に合わない夢を追い続ける事だけが正解じゃないよと「モンスターズ・ユニバーシティ」で。

人は変わりゆく、だからずっと一緒にいる事だけが正解じゃないよと「トイ・ストーリー3」で。

 

そして、真に相手の人生を思うという事を教えてくれる「シュガー・ラッシュ:オンライン」。

 

自分の想いだけを優先したラルフは、はっきりと「ウィルス」として描かれる。

 

未来に向かっていく友人と、今を維持したい自分との間に出来ていた見えない溝。

 

いやー、しんどい(苦笑)

 

だけど、それを自覚し、自分はどうしようか?と模索していく事。

小さな変化を起こしていく事。

自分も変わろうとする事。

 

ラルフが始めた、小さな小さな一歩。

それはきっと、未来へつながっているはず。

 

「シュガー・ラッシュ:オンライン」はそんな、厳しくも優しいメッセージに満ちた、大人が泣ける映画でした。

 

そうそう、カルホーン軍曹やフィリックスなどの前作のキャラの続投はもちろん、女性の新キャラのシャンクやイエスがとってもカッコいい!

シャンクは声をあててるガル・ガドット姉さんそのままなビジュアルと存在感。

イエスはタラジ・P・ヘンソンさんなんだねー。

シャンクの菜々緒ちゃん吹替もよかったし、イエスの浅野まゆみさん吹替はきっとタラジ姉さんの言い回しをトレースしてるんだろうなーって感じも出ててよかった。

 

是非観てみてくださいねー。

 

映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」の感想 #シュガラお題



sponsored by 映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」(12月21日公開)