Everything is Illuminated

面白かった映画と海外ドラマの感想を気ままに綴るブログです。海外のイケオジ俳優が好きです。

「アクアマン」の宣伝が、近年稀にみる素晴らしさだと思う。

こんにちは。

 

昨今話題のヘンテコ映画宣伝。

ビニールタッキーさん(@vinyl_tackey)のツイートが大好きなぐらいには(ちゃんとポイントを押さえた)ヘンテコな映画宣伝は許容できるしなんなら面白い宣伝は好きなんです。

でも、やっぱりたまに作品のコンセプトを捻じ曲げてたり根幹をはき違えているような宣伝を見かけると、怒りを通り越して悲しくなりますよね。。

 

仕事の関係でこうした事が起きる瞬間や事情も垣間見てしまい・・・、いやこれはもう意識改革と状況が変わる事を願う限り!

それには、素晴らしい!素敵!という宣伝をどんどんピックアップして皆で応援して行くこと、そしてそれを興行収入に結び付ける事も超重要だと思うんですよね。

(・・・いやいや、そもそもちゃんとしてくれよ、って思いはありますが!)

 

そして、そんなヘンテコ映画宣伝に一矢報いるような素晴らしい宣伝をしている作品があります!! 

その作品とは、、、

 

2月8日(金)公開「アクアマン」!!

 

今回は、そんな「アクアマン」の宣伝において私が「素敵!」と思うポイントを掘り進めて行きたいと思います。

目次はこんな感じ。

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①ポスターとキャッチコピーが素敵!

②予告編が素敵!

③ジャパンプレミアイベントが素敵!

④インフルエンサーが素敵!

ヒロインの扱いが素敵!

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①ポスターとキャッチコピーが素敵!

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画像は映画.comより引用

 

そもそもポスターは海外版と構図は同じなので、まずは本国クリエイターにグッジョブ!といいたい。

 

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こちらが本国版!画像はimdbより引用

これ、凄くカッコよく出来ているんですが、隙が多くてめちゃくちゃいじられてるんですよね。

背景にいるサメの画像がフリー素材サイトから発見されたり、B級サメ映画のポスターに使わているのと同じだったり(笑)

あと「ファインディング・ドリー」とのマッシュアップもあったなあ・・・笑。

 

近くて遠いはずのサメ映画ファン界隈で話題になるなど、凄くネット文脈に刺さった時点でかなりいい滑りだし!

 

日本版ポスターは、この本国版をもとにしつつ、全体の彩度をあげ、下部のサンゴ礁をカラフルに変えています。

それによって、なんだかちょっとパリピっぽいような、若干チャラついたような軽めの印象にチェンジ!

当初はそこに苦言を呈する声もありました。

後半で書きますが、いやいやこれは大正解だと個人的には思います!!

 

そしてそんなカッコいいポスターに堂々乗るキャッチコピー。

「すべての魚を味方にする男」

 

・・・味方が魚って、弱くない??笑。

 

もうこの掴みの時点でかなり良いスタートダッシュを切れていると思うんですよね。

決めすぎないというか、肩の力が抜けているというか。

 

とにかく、この時点で「魚がどうやらポイントらしい」という事を刷り込みつつ、悪の退治に超真面目なヒーローではなく、親近感を抱くキャラに見せることに成功!

 

 

②予告編が素敵!

そして到着した予告編がこちら!!

【特報】

www.youtube.com

【予告編その1】

www.youtube.com

【予告編その2(関口メンディーコメント付き)】

www.youtube.com

 

まずは【特報】で、ポスターでも謳った「すべての魚を味方にする男」を刷り込み。

水族館での子供時代の場面にかぶせる事で、もの凄い納得感!

(モモアマンファンとしては、子役の子のそっくり具合に上がった!)

そして、「一人称がオレ」って感じのやつが主人公なのねということを見せて、DC映画初見さんにも優しそうな、小難しくない感じを演出!

それに輪をかけるように、壮大なアクションシーンにでかでかと乗せた「ワイルドスピードの監督最新作!」の(ちょっとダサめの)テロップで、完全に頭からっぽにしても楽しめそう感をアピール!

最後にナレーションでも「魚」をダメ押し!

 

そうなんです、作品の色を引き出しつつ、かっこよさは残しつつ、絶妙にダサくて絶妙に気の抜けたキャッチコピーやテロップ使いで「シリアス」「キメキメ」「観るのに体力がいる」ような印象のあるDCヒーロー映画からハードルを下げているんですよね。

そして、(観ていないので推測ですが)監督の代表作でもあり、今回拡大ターゲットとして見据えているであろう「(DCヒーロー映画は観たことないけど)ワイルド・スピード好き」といった層も楽しめるエンタテインメント映画として、そのイメージに乗るように上手い事チューニングされているんです。

予告編での関口メンディーさんの起用は絶対的にそのためだと思いますが、その陽気なキャラクター性がアクアマン(というかどちらかというと演じるジェイソン・モモア本人)に合っているので違和感がない!

ポスターでのパリピ感というか、ノリや軽みが感じられるような微調整がここでつながってきますね。

 

この予告編シリーズを観て、個人的には20億近く行くんじゃないかと思っています。

映画館で観ると、凄くワクワク感を掻き立てられる!

 

 

③ジャパンプレミアイベントが素敵!

ここでも関口メンディーさんが登場!

どうやらご本人が「ワイルド・スピード」ファンだったようですね。

会場は魚と言えば水族館!という事でアクアパーク品川にて。

すぐそこにTジョイシネマがあるので導線もばっちりです。素晴らしい!

イベントでは、メンディーさんがイルカと戯れて作品をアピール!という事で、しっかり「すべての魚を味方にする男」を刷り込み!

(イルカは哺乳類だから魚じゃないじゃん!というツッコミ待ちなんですかね?笑)

「飛び込メンディー!」というパワーワードも爆誕していました。

eiga.com

 

 

④インフルエンサーが素敵!

 関口メンディーさんも良いんですが、この方の起用も待ってました!感。

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レディ・ビアードちゃん!!(ご本人のTwitterから引用)

 

なんでしょう。ワーナーさんてエゴサでもしてるんですかね?笑

 

そもそもジェイソン・モモア自体、「マッチョで髭もじゃだけどキュートで無邪気な女の子みたいな人」なので、「キュートで無邪気な女の子みたいなキャラだけど、ビジュアルはマッチョで髭もじゃの男」というレディ・ビアードさんはニアリーイコールな存在なわけで。

さらに、こういう映画の中の「髭もじゃの美形」を「髭の美少女」って呼んだりするネット文脈がある中で、そのリアル版みたいな人であるレディ・ビアードさんを堂々連れてきちゃうっていう。

ビニールタッキーさんがすでに予想されていましたが、映画好きなら想像するであろう宣伝展開を、愚直に且つ想像以上のクオリティで投下してくるあたり、好き!

この、ヘンテコ宣伝に見えて実はちゃんと実態に基づいてるところが素敵です!

 

※ビニールタッキーさん、12月の段階で予言してますね笑

 

 

この後予想されるのは、とりあえずさかなクンなわけですが果たして・・・!?

クリスチャン・ラッセンとのコラボという可能性も言われていますね。

 

そして、個人的にとてもほっこりしたのが、サメ映画のレビューで有名な知的風ハットさん(@itukayomu)が試写会イベントに招待されていたこと!

 

 

ワーナーさんは「MEG ザ・モンスター」という、もう一人のジェイソンであるステイサム主演のサメ映画でも色々面白プロモーションしていましたね。

一応DCヒーローの超大作だし興行収入10億以上は確実にとりたいであろう「アクアマン」でも、そこはちゃんとサメ映画ファン層へもアプローチする姿勢になんだかほっこりしたわけです。

そしてその期待(!?)に、しっかりサメ映画ファン視点の感想で答える知的風ハットさんも素敵!

MEG ザ・モンスター(字幕版)

MEG ザ・モンスター(字幕版)

 

 

 

 

⑤ヒロインの扱いが素敵!

最後はちょっと真面目なはなし。

 

ヒロインの扱いと言っておきながら、「ヒロイン」じゃないんです。

「アクアマンの恋人」でもありません。

「相棒」です。

 

そう、アンバー・ハード演じるメラの事を「アクアマンの相棒」と紹介しているんです!

設定上恋人(妻?)であるキャラをわざわざ「相棒」と言ってるんのです!

 

キャップにとってのブラックウィドウとか、アントマンにとってのワスプとか、そういう対等な男女バディ感ってとてもイマドキの感覚だと思います。

だけど、“強い女性”とキャラクターを評されながらも、結局“恋人”枠から出られなかった女性キャラクターは数知れず。

 

メラはその殻を破ってくれそうな感じで嬉しい!

 

そんなアンバー・ハード様はそろそろ初来日のはず!

絶世の美女が遂に日本に・・・楽しみですね!

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リアル・マーメイドなメラ様素敵(画像はimdbより引用)

 

 

そんなわけで、「アクアマン」はツッコミどころと抜け感で親しみやすさを醸し出し、適切なイメージングで浮動可能性の高いターゲット層へ届ける努力をしている、実は真っ当に作品のテイストと設定に基づいてそれを活かした宣伝をしている作品だと思うんです。

最近のワーナーさんは、ちゃんと作品の前提を活かしつつ遊び心ある宣伝が多いので、もの凄く信頼しています!

 

 

アクアマン、本当に20億ぐらい行っちゃうかも・・・⁉

 

 

ジャパンプレミアや試写会後はかなりの反響がツイッターに溢れていたので、作品の出来も良さそうで期待大。

 

「アクアマン」は2月8日(金)公開です♪

きっと、もの凄い水中バトルアクションエンタテインメント!?が観れるはず!

「デイアンドナイト」(映画)感想 ~ ミニシアター洋画の香りを纏った、今後の邦画界を担う才能の集結作品【おすすめ度:★★★★】

こんにちは。

 

珍しく邦画を観ました!

恐らく年間数本しか見なくなってしまった邦画。

面白い作品もあるのは重々承知しつつも、なかなか食指が動かない・・・というか優先順位的に観れる時間が無いのが洋画&海ドラオタクの悩み。

 

だけど、何人かこの監督の作品なら!と思う監督がいます。

「凶悪」「彼女がその名を知らない鳥たち」の白石和彌監督。

「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督。

 

そして、本作品の藤井道人監督!

 

山田孝之が完全にプロデューサーに専念した事で話題の本作ですが、その成立経緯から雰囲気、脚本までとても洋画っぽく、是非ミニシアター洋画作品、特に00年代以降の作品になじみのある洋画ファンの方々に観てほしい作品。

監督が観てきた作品、志向する方向性がなんとなく(勝手ながら)イメージできて、だけど洋画かぶれという事ではなく、しっかりと日本の今の風景の中から湧き上がる物語になっていて、そのミックス感がとても興味深いです。

 

何より、藤井監督、そして企画原案と主演も務める阿部進之介をはじめとして、この作品に集う若い才能の熱量ときらめきが半端じゃない。

 

原作ものや同じようなJK恋愛ものばかりの邦画界に挑む、渾身のオリジナル作品になっています。

 

★「デイアンドナイト」

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企画・原案:阿部進之介

プロデュース・脚本:山田孝之

監督・脚本:藤井道人

キャスト:阿部進之介、安藤政信、清原果耶、小西真奈美、佐津川愛美

 

◆予告編◆

www.youtube.com

 

◆あらすじ◆

内部告発で追い込まれ父が自殺し、東京から実家に帰ってきた明石幸次。

彼は、生前の父にお世話になったと声をかけてきた北村と出会う。

児童養護施設を営む彼に連れられてきた園で、高校生の奈々らとも出会う幸次。

しかし北村は、その施設を維持する資金を得るために続けていた自動車窃盗やナイトクラブの運営に手を貸してほしいと仕事を依頼してきた。

初めは抵抗を感じていた幸次だったが、園の維持のため、子供たちの平和な未来のために汗をかく北村らをサポートするうちに、徐々にその境界を見失っていくー。

 

 

◆感想(ネタバレ無し)◆

とにかく「私は今、これからの邦画界を担うであろう才能の結集を目撃してる!!」という興奮、興奮。

邦画をほとんど見ていないので偉そうな事は言えませんが、かつて「凶悪」を初めて観たときと同じ興奮がありました!

 

そして、作品の隅々までに行きわたるキャストとスタッフの凄まじい熱量。

 

正直、「善と悪はどこからくるのか」というテーマに関しては、ちょっとキャッチで盛りすぎというか、それを突き詰める物語としてみると完成しきっていないとは思うんです。

むしろ、映像と物語の力によって、その問いを鮮明に観客の胸に植え付ける作品なのかなと思います。

 

リコール隠しの告発は、誰かを救ったのか?誰かを傷つけていないか?

人の命を奪った人間は、罪滅ぼしはできるのか?

正義のための悪事は許されるのか?

正しい、とは?

 

そんな、遠く見えて実はすぐそばにある善悪の交じり合う人間という存在とその行いに対して、否応なしに考えさせられる映画です。

「デイアンドナイト」というタイトル。

中黒を挟まないのは、「昼と夜」に託した「善と悪」が地続きである事を物語っているように感じます。

当初はまったく別物のように、切り替えるように描かれていた「昼と夜」が、徐々に繋がって、境目なく一続きに描かれるようになっていくのもまたしかり。

 

 

企画原案と主演を務める阿部進之介。

抑えた演技がとてもよかったし、そんな彼が爆発する後半の演技も見もの。

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助演の安藤政信、小西真奈美、佐津川愛美も良かったけれど、観客の視線を独占する事間違いなしの清原果耶が凄い。

なんだろう、、、

小松奈々が出てきた時以来の、「これから数年はこの子の時代だわ」と思わせる存在感。

吉高由里子の幼少期を演じていた「ユリゴコロ」でもきらりと輝いていたけれど、この子は大物になりますすね絶対。

きっと誰もがそう思うはず。

エンディングで披露する役名名義の歌唱が、また素晴らしい。

上手い、ではなくて、素晴らしいという表現が合う気がします。

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あと、金髪の強盗団メンバー・青柳役 の笠松将君もよかった!

綾野剛っぽいルックス。

なんだろう、典型的な不良ルックなんですが、それ以上の有能感と、明らかに自らが考える善のためい動いているという事が言われなくても感じられるというか。

印象的な顔なので、今後も見つけられる気がするな。

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そして、この作品を世に出すために、おそらく全然映画と関係のない会社さんから出資集めにも奔走したのであろうプロデューサー・山田孝之。

(製作委員会、最近見たことないレベルで超多数企業参加してたし、知らない名前ばっかりだった)

 

日本の若手俳優では、こういった形でプロデューサーとして立ち回る人がまだまだ数少ないですが、もしかしたらこのあたりは海外の同世代の俳優さんたちの姿がモデルになっているのかも?

ブラッド・ピットやシャーリズ・セロンなどもそうですが、マーゴット・ロビーやアリシア・ヴィキャンデルなどの若手俳優・女優もどんどんプロデュースの領域に出てきている昨今のハリウッド。

彼らと同様に「自分のやりたい主演作を作る」のではなく、「この物語を世に出すために、自身のスターパワーを使う」という姿勢が素晴らしい。

 

 

決して邦画特有のじめじめとした質感にならずに、人間の両面性、善と地続きで存在する悪と向き合いながら流れていく人生を切り取った藤井監督。

インタビューで山田孝之が「藤井監督に脚本をがんがん削られた」と言っていたけれど、完成作品を観るとそれは全く正しかったねと思います。

「青の帰り道」では思っていたほど乗れなかったのですが、今回はとにかくいい!!

 

 

そんな監督が本作で魅せる世界観は、凄くミニシアター洋画の香りがします。

 

「デイアンドナイト」を観て一番に思ったのは、きっと監督は自分と同じような洋画作品を観てきたんじゃないか?という事。

好きな、というか、描きたい物語のアウトラインがぱっと見えた感じがしたんですよね。

 

頭をよぎった名前は、、、

・ドゥニ・ヴィルヌーヴ

・クリント・イーストウッド

・ニコラス・ウィンディング・レフン

・ロジャー・ディーキンス

・テイラー・シェリダン

・デレク・シアンフランス

・アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ

・エマニュエル・ルベツキ

・コーマック・マッカーシー

・スリー・ビルボード

・・・etc

 

 

壮大な風車の並ぶ引き絵。

どこまでも続く田園風景の中の一本道を走るバス。

隊列を組む黒い車。

三車線に散り散りになる車。

アメリカの夜のハイウェイを思わせるチェイス。

スクラップ場のネオン感。

白く浮かび上がる吐息を吐きながらの殴り合い。

 

そして、転がり堕ちるしかない坂道を、抵抗しながらも滑り落ちていくような脚本。

 

うん、やっぱりミニシアターの名作群からビジュアル的にも、脚本の展開的にも、少なからず影響を受けているんじゃないかなーと勝手に推測。

 

実際どうかはわかりませんが、個人的にはだから凄く惹かれる部分が多いのでは?と思っています。

 

 

上記の名前に少しでもピンとくる方は是非観てみてほしい!

 

 

で、いろいろとインタビューなど調べてみました。

bookstand.webdoku.jp

bookstand.webdoku.jp

 

同い年だった!どうりで!

 

あげている好きな作品もドンピシャ一緒でした。

・エターナル・サンシャイン

・トゥルーマン・ショー

・バタフライ・エフェクト

・わたしを離さないで

・ブルーバレンタイン

・BIUTIFUL ビューティフル

 

監督と一緒にお酒飲んで映画談義したい(笑)

この好きな作品ラインナップ観る限り、好きな「エモさ」の方向が同じ気がするので、私の愛する三秋縋先生作品の実写化は是非藤井監督でお願いしたいなー。

「三日間の幸福」を清原果耶ちゃん=ミヤギでどうかしら!?笑。

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

 

 

 

あと、撮影と音楽もよかった。

 

撮影は今村圭佑さん。

「ユリゴコロ」でめっちゃいい!と思っていた方。88年生まれと若い!

「dele」でも山田孝之と組んでますね。(本作でのタッグの方が先のようです)

とにかく映像美。美しい。

ユリゴコロ

ユリゴコロ

 

 

音楽は堤裕介さん。

二宮健監督の超蒼い傑作「SLUM-POLIS」と、その二宮監督のSHINPAで観た松本花奈監督の「過ぎて行け、延滞十代」も彼。

シリアスな邦画作品って音楽控え目~無音になりがちな気がしますが、しっかりとメロディーをきかせ、重低音を入れる感じ好きです。

SLUM-POLIS

SLUM-POLIS

 

 

 

やっぱり、全体的にスタッフさんも若いし同世代の方でしたね。

 

そんな、スタッフもキャストも若くて熱い作品はやっぱり応援したい。

久しぶりの邦画鑑賞が「デイアンドナイト」で良かった!

1月25日より全国公開中です。

洋画好きの方こそ是非、観てみてほしい!

 

 

※画像は全てシネマトゥデイサイト上作品ページより引用

 

ネットフリックスオリジナル 本当に面白い映画・海外ドラマはこれ!観るべきおすすめ作品【随時更新/2019年5月19日】

随時更新ページとしてNETFLIXオリジナル作品・独占配信作品をおすすめランク別にまとめてみました。

 

簡単な感想つきなので、「ネットフリックス登録してみたけど、何から観たらいいの?」 という方、是非参考にしてみて頂ければ(^^)

 

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◆ランク分け方法

絶対に観るべし!  … NETFLIXに登録したなら、絶対に観るべし!

こちらもおすすめ! … せっかく登録したのなら、色々楽しんで欲しい!

お好みで!     … 時間に余裕のある方は、好みに合わせてどうぞ!

自己責任で!      … 個人的にはおすすめしにくい作品

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☆最終更新日:2019年5月19日

・映画:24作品 / ドラマ:9作品

 

【絶対観るべし!★★★★】

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「嵐の中で」(映画)2019/4/1追加

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ジャンル:SF、ラブストーリー

あらすじ:25年前の世界で、ビデオカメラを通じてある事件から少年を救った事で、タイムパラドクスが発生してしまいー。

出演:アドリアーナ・ウガルテ、アルヴァロ・モルテ、チノ・ダリン

  - - - - - 

今NETFLIXで最もアツイ国、スペイン製の新作映画。

「バタフライ・エフェクト」が好きな方は絶対に観てほしい、タイムパラドクスを扱ったラブストーリーの傑作です。優しくあたたかなラストに号泣必須。

 

「キングダム」(ドラマ)

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ジャンル:ゾンビ、宮廷時代劇、アクション

あらすじ:李氏朝鮮時代。王家の権力争いが発端で、ゾンビパンデミックが発生

出演:チュ・ジフン、リュ・スンリョン、ペ・ドゥナ、 他

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今現在世界の2大人気ドラマである「ゲーム・オブ・スローンズ」と「ウォーキング・デッド」を美味しいとこどりできる韓国製ゾンビアクション×宮廷策略ものの時代劇です。

この二つが見事に融合した物語、ゾンビ好きも唸らせる最悪最低の感染原因、権力への欲こそがこの事態を引き起こしたという皮肉、、、とにかく良く出来てる!

全6話でイッキミできるおすすめドラマです。シーズン2も制作中。

 

「ペーパーハウス」(ドラマ)

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ジャンル:クライムサスペンス、ラブ

あらすじ:造幣局に立てこもった強盗団。24億ユーロの強奪計画、果たしてその行方は!?

出演:ウルスラ・コルベロ、アルヴァロ・モルテ 他

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2018年NETFLIXで非英語圏ドラマとしてNO.1の視聴数を獲得したスペイン制作のクライムサスペンスドラマ。めちゃくちゃ面白い!

スペシャリスト技を観るというよりも、人間臭いメンバーたちの恋心から綻んでいく計画の顛末、その首謀者である教授のなりふりかまわないリカバリーぶりが面白い作品。

テンポも良くスタイリッシュで、一癖も二癖もあるキャラクター達に惚れ込む事確実。

是非2019年の第3シーズン配信前に観てほしいおすすめ作品。

 

「エクスティンクション 地球奪還」(映画)

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ジャンル:SF、ドラマ、サスペンス

あらすじ:エイリアンに侵略される悪夢に悩まされる主人公。ある日その夢は、現実となるがー。

出演:マイケル・ペーニャ、リジー・キャプラン 他

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サスペンスとして、ドラマとして、「主人公が繰り返しみる悪夢とは?」「エイリアンたちの地球侵略の真相とは?」を考えながら観た人こそが楽しめる、口をあんぐりさせるほどの「そう来たか!!」を味わってもらうための映画です。

ネタバレは絶対に見ずに観てください。

 

「パルファム - 香りに魅入られた悪魔 -」(ドラマ)

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ジャンル:サスペンス、ミステリー、エロティック、ドラマ

あらすじ:女性の体臭線が切り取られる猟奇的殺人事件が発生。女刑事は、第一発見者とその旧友たちの身の回りを捜査し始めるがー。

出演:フリーデリーケ・ベヒト、ケン・デュケン 

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原作好きも、映画版好きも納得の心機一転ドラマシリーズ。

ドイツの制作力の高さ、美的センスを感じる世界観とキャスティングにうっとり。

愛されたいという欲望が作りだした恐ろしい香水で運命を踏み外していく、哀しく可笑しな人間たちの織り成すドラマにずぶずぶと沈んでいく全6話のドラマシリーズ。 

 

「パニッシャー」(ドラマ)

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ジャンル:アクション、サスペンス、ドラマ

あらすじ:愛する家族を殺され復讐に生きる男フランク・キャッスル。やがて大きな陰謀に巻き込まれていくー。

出演:ジョン・バーンサル、ベン・バーンズ 他

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主人公の抱える怒りをその顔の皺に、背中に、シルエットに滲ませるジョン・バーンサルの存在感が輝くダークヒーローもの。

ベン・バーンズがまた、美しい容姿を正しく活かした配役で良い。

マイクロという相棒を得てバディものとしての面白さも獲得したシーズン1でしたが、シーズン2も19年1月18日より配信開始です!!

とにかく骨太なドラマ、壮絶なバイオレンスに痺れるべし。

↓↓シーズン1の見どころ紹介ありの、シーズン2の感想です↓↓

 

「7月22日」(映画)

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ジャンル:実話、ドラマ、サスペンス

あらすじ:国の中枢で爆発事件発生。しかしその時、離れ島では輝く未来をもった青年たちを狙った第2の殺戮が始まろうとしていたー。

出演:アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ジョナス・ストランド・グラヴリ 他

  - - - - -  

単独犯による史上最多殺人となった、2011年に実際に起きたノルウェーのおぞましい連続テロ事件とその後を描く、ポール・グリーングラス監督による問題作。

決して楽しい映画ではないけれど、観るべき価値のある1作。

惨劇そのものではなく、その先にある犯人の思想と対峙していく被害者の少年、その姿に代弁されるノルウェーの強さに心打たれる。 

 

「ボディガード - 守るべきもの - 」(ドラマ)

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ジャンル:サスペンス、アクション、ドラマ

あらすじ:列車爆発テロを防ぎ、内務大臣のボディガードに昇格したデイビッド。しかしそれは、英国内部に広がる大きな陰謀の始まりに過ぎなかったー。

出演:リチャード・マッデン、キーリー・ホーズ 他

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BBCでこの10年最大の視聴者数を獲得した全6話のドラマシリーズ。

「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ・スタークことリチャード・マッデンが、内務大臣のボディガードについた事で巻き込まれていく英国の暗部。

適度にラブストーリーも織り込み、主人公が巻き込まれていく陰謀の謎を散らばせ、一癖も二癖もある役者陣の好演もあってとにかく目が離せない。

最終話は賛否両論な感じですが、シリーズ通してクオリティの高いサスペンスです。

 

「スペクトル」(映画)

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ジャンル:アクション、SF

あらすじ:触れられたら即死という幽霊がうごめく地域に放り込まれた特殊作戦部隊。さあ、どうする!?

出演:ジェームズ・バッジデール、マックス・マーティーニ 他

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かっこいいガジェット!押し切る画力!決めショットの洪水!

ガジェットは自作して、みんなで協力して幽霊を倒しにいく!

そんな、厨二病の気が少しでもあるなと思う方は絶対に見るべきB級映画の大傑作。

レジェンダリー制作でそこそこお金のかかったアクションシーンが堪能できる、ストレス発散に最適なアクション作品です。こういうの、もっともっと作ってほしいなあ。

 

「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」(映画)

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ジャンル:インタラクティブ・ストーリー、ドラマ、サスペンス

あらすじ:「バンダースナッチ」のゲーム化に執念を燃やすステファン。しかし彼は次第にその作者と同じ状態に精神状態を追い込まれていくー。

出演:フィン・ホワイトヘッド、ウィル・ポールター 他

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ブラックミラーシリーズの最新作が、インタラクティブ・ストーリーとして登場!

主人公の運命を操作しているという新しい視聴感覚は、中毒的な面白さ。

インタラクティブ・ストーリーというギミックを最大限に活用した脚本、メタ構造、選択肢の遊び心といい、これはNETFLIX映画の存在価値を高める新しい映画体験。
  

【こちらもおすすめ!★★★】

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「ザ・レイン」(ドラマ)2019/5/19追加

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ジャンル:ディストピア、サバイバル、ヤングアダルト系

あらすじ:雨に濡れたら即死亡のウイルスが蔓延した世界で、どう生きる?

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デンマーク初のNETFLIXオリジナルドラマは、ディストピアサバイバルもの。

「雨に濡れたら即死亡」というキャッチ―さで惹きつけたシーズン1、徐々に主要人物・ラスムスの苦悩と仲間たちのすれ違いへと物語が進んでいくシーズン2もテンポがよくて面白い。

ディストピアものながら、湿気感・寂寥感が新鮮で、音楽やファッションなどのスタイリッシュさも魅力のシリーズです。

 

「流転の地球」(映画)2019/5/5追加

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ジャンル:SF、ディザスター

あらすじ:地球自体を動かして太陽系を脱出しようとしていたら…!

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中国で特大ヒットを飛ばしたSF映画を全世界ネットフリックス独占配信。

奇想天外な設定ながら、強力すぎるビジュアルの力がぐいぐいひっぱっていきます。

キャラ造形や編集はもう一歩ながら、“胸熱”にならざるを得ない魅力がある作品。

 

「ラブ、デス&ロボット」(映画)2019/4/20追加

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ジャンル:オムニバス

あらすじ:「ラブ」「デス」「ロボット」をテーマにした18編の短編集。

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「ラブ」「デス」「ロボット」のフレームのもとに作り上げられた、全ての完成度が高い驚異のオムニバスアニメ作品。

絵柄も様々、ジャンルも様々ではありますが、必ず好きな作品が見つかると思います。

個人的には、無垢な青年と狐の妖怪の少女との愛を描いた「グッド・ハンティング」がイチオシ。

 

「ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー」(映画) 

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ジャンル:サスペンス、ホラー

あらすじ:金目当てのアート業界関係者がアートに殺される

出演:ジェイク・ギレンホール、レネ・ルッソ 他

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アート業界を痛烈に風刺した、超豪華ハリウッド版「世にも奇妙な物語」。

豪華キャスト達が、金のなる木として観ていたアート作品に襲われます。

その劇中アートがほんとに引力があり、B級になりそうな所をぐっと押し上げている感じ。監督ダン・ギルロイとジェイクのタッグはこれからも必見。

 

「FYRE 夢に終わった史上最高のパーティー」(映画/ドキュメンタリー)

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ジャンル:ドキュメンタリー

あらすじ:夢のフェスが当日急遽中止に追い込まれるまでのドキュメンタリー。

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ドキュメンタリーはそんなに見ないのですが、これは面白かった。

インフルエンサーマーケティングの光と闇を教訓として与えつつ、お仕事デスマーチっぷりに胃がきりきりする事間違いなしの必見作です。

広告、PR、新規事業なんかに携わる人には特に見てほしい身に覚えがある感。

  

「ポーラー 狙われた暗殺者」(映画) 

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ジャンル:アクション

あらすじ:引退間近の凄腕暗殺者がルーキーたちに狙われる。

出演:マッツ・ミケルセン、ヴァネッサ・ハジェンズ 他

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作家性の強い作品が多かったネフリオリジナルですが、これは完全にマッツ・ミケルセンファンのための、ファンが観たい要素を120%盛りこんだ作品でした。

「ハンニバル」への布石か…!?マッツファンは必見です。

 

「アウトロー・キング~スコットランドの英雄~」(映画) 

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ジャンル:戦争、アクション

あらすじ:スコットランドの英雄として知られるロバート一世の史実を元にした歴史ドラマ。

出演:クリス・パイン、アーロン・テイラー=ジョンソン 他

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クリパ主演、NETFLIX映画に珍しい史劇もの。

この手のジャンルは「ゲーム・オブ・スローンズ」以降、本当に作りづらくなったと思います。正面突破じゃどうやってもHBOの資金力に勝てませんからね。

ロバート王のキャラ造形に惜しい所はありつつ、誠実なつくりで観て損はない作品。

 

 「ジャドヴィル包囲戦 - 6日間の戦い -」(映画) 

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ジャンル:戦争、アクション

あらすじ:防衛に不向きなコンゴの駐屯地に派遣された国連平和維持軍アイルランド部隊。国連への反発が強まる中、ゲリラ部隊からの攻撃を受けるー。

出演:ジェイミー・ドーナン、マーク・ストロング 他

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正直そんなに期待していなかったのだけど、面白かった!

戦争をしたことのない平和維持軍アイルランド兵士150人が、四方を敵のゲリラ部隊に囲まれた状態から生き抜いた実話をもとにした戦争映画です。

そこまで派手さはないけれど、しっかりとした描写で緊迫感のある作品。

事実は映画よりも奇なり。

 

「最悪の選択」(映画) 

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ジャンル:サスペンス、ドラマ

あらすじ:友人に誘われて繰り出した森での狩りで、誤って人を殺めてしまった主人公。2人だけの秘密のはずが、自体は最悪な方向へ転がりだしてしまったー。

出演:ジャック・ロウデン、マーティン・マッキャン 他

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タイトル通り、自体がどんどん悪い方向へと転がっていくのを見届けるしかない、胃がキリキリする100分。

その時はそうするしかないと思ってやった事が、ただただ事態を悪化させていく…。

決して後味の良い映画ではないですが、なかなかの緊迫感を味わえます。

 

「私立探偵ダーク・ジェントリー」(ドラマ)

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ジャンル:ミステリー、SF、コメディ

あらすじ:風変りな私立探偵ダークと、ひょんなことから助手になってしまったトッドが複雑怪奇な謎に挑む。

出演:サミュエル・バーネット、イライジャ・ウッド 他

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後半に差し掛かるまで、さっぱり解決の糸口が見えない摩訶不思議な探偵コメディなんですが、もうラストの怒涛の伏線回収ぶりが凄すぎて。

まだ第2シーズンを観れていませんが、その前に第1シーズンをもう一回見直したい。

サミュエル演じるダークのキャラ、それを受け止めるイライジャの受け演技の上手さ、なかなかのコンビマジックが炸裂しています。

 

【お好みで!★★】

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「サイレンス 闇のハンター」(映画)2019/4/20追加

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ジャンル:ホラー、スリラー、

あらすじ:音に反応するモンスターで溢れかえった地球で、耳の聞こえない少女とその家族のサバイバルを描く。

出演:スタンリー・トゥッチ、キーナン・シプカ、ミランダ・オットー

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大ヒット作「クワイエット・プレイス」と完全に設定被りの本作。

あちらは文明崩壊後、こちらは事態が勃発した初期の様子を描くという違いはありますが、前者の完成度にはやはり叶わないのと、少々その行動に納得できない部分があるのが惜しいところです。

 

「トリプル・フロンティア」(映画)2019/3/21追加

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ジャンル:アクション、サスペンス

あらすじ:麻薬王から大金を奪う計画を立てた5人の元特殊部隊兵士たち。しかし、予想以上の大金を見つけてしまった所から計画が狂いはじめるー。

出演:オスカー・アイザック、ベン・アフレック、チャーリー・ハナム、ペドロ・パスカル、ギャレット・ヘドランド

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麻薬王とか元特殊部隊兵士とか現金強奪とか、そういった物語の先に悪夢的な地獄へ落ちていく映画・ドラマを私たちは観すぎているのかもしれません。

本作はそんな中で試される友情に重きをおいているのはわかるのですが、どうしてもそうしたスリルや地獄っぷりを期待してしまうのですよね・・・。

逆にそういった要素が苦手な方は楽しめるかもしれません。

 

「バードボックス」(映画)

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ジャンル:SF、サスペンス、ホラー

あらすじ:「見たら即死」の謎の恐怖が拡大。生き延びたマロリーは、子供たちと共に川を下り平和の地を求めるがー。

出演:サンドラ・ブロック、トレヴァンテ・ローズ、ジョン・マルコヴィッチ 他

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“〇〇したら即死”は、昨今のホラーの一大ジャンル。

サンドラ・ブロックを主演に配し、全世界で4500万アカウントが視聴したというNETFLIXの大ヒット作品ですが、この「見たら即死」がくせものでした。

この手のホラー好きな方にとっては、世界観、人間関係の描写、恐怖表現全て物足りないかなという印象で、惜しい1作。 

 

「アナイアレイション 全滅領域」(映画)

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ジャンル:SF、サスペンス、ホラー

あらすじ:謎の現象が起きているエリアに調査に入った女性4人。そこには、想像もできない世界が広がっていたー。

出演:ナタリー・ポートマン、テッサ・トンプソン 他

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アレックス・ガーランド監督の提示する世界観はなんだか末恐ろしく、この作品も正直よくわかっていない部分を沢山残しています。

脳裏に焼き付くトラウマ的な死体、史上最悪に恐ろしいモンスターなど、とにかくビジュアル的な衝撃度の高い画がわんさか出てくるので、そういうのが苦手な方は絶対にやめた方が良いですし、そういった描写が好きな方には堪らない作品でしょう。

 

「マッドタウン」(映画)

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ジャンル:バイオレンス、ドラマ

あらすじ:砂漠の無法地帯に放り出された“BAD BATCH”の女。食人族やクスリ漬けが巣食うこの場所で、生きる道はあるのかー。

出演:スキ・ウォーターハウス、ジェイソン・モモア、ジム・キャリー 他

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正直人に薦めづらい本作。

イキナリ手と足をのこぎりで切断された主人公が、スケートボードに這いつくばって命からがら逃げ延びるーという導入からして、リタイアする人も多いでしょう。

だけど衝撃的なのはそこまで。そこからは不思議な世界。

裸で絵を描くマイアミマンことジェイソン・モモア。

口がきけないけれど、彼らを助ける浮浪者ジム・キャリー。

そしてそんな摩訶不思議な埃まみれの世界がなぜか似合うスキ・ウォーターハウス。

そんな監督の感性に付き合ってみたい方向け。

 

「クローバーフィールド・パラドックス」(映画)

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ジャンル:SF、アクション、サスペンス

あらすじ:地球のエネルギー危機を回避するため、宇宙船で実験を行う飛行士たち。しかしある日を境に、恐ろしい事象が頻発するようになりー。

出演:ダニエル・ブリュール、ググ・バサ=ロー 他

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「クローバーフィールド」シリーズは、“シリーズ”として制作されたわけではなく、かなり後付けでシリーズ化しているので“JJエイブラムス印”くらいに見ています。

1作目は大好き、2作目も密室劇としてクオリティは高いと思うのだけど、さて「続編か?」と言われると認めにくい、なんとも難しいシリーズ。

本作品も、あんまりシリーズとして意識しないで観た方がよいかもしれません。

 

「Cargo カーゴ」(映画)

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ジャンル:ドラマ、ゾンビ

あらすじ:ゾンビウィルスが蔓延した世界。ゾンビ化まで48時間。愛する娘を生き延びさせるため、父親は歩き続けるー。

出演:マーティン・フリーマン 他

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YouTubeで話題になった短編映画を元に映画化された本作。

自身のゾンビ化までタイムリミットが迫る中、愛する幼い娘を生き延びさせるために奮闘する父親の姿を描くポストアポカリプス的ドラマ作品。

あくまでゾンビ云々は設定で、その世界を娘のために走り切る父親の愛を描いた作品。

地味だけど、じんわる染みる作品です。

 

「ブライト」(映画)

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ジャンル:アクション、SF、ファンタジー

あらすじ:人間とエルフやオークが共存する世界。ある日刑事のダリルとニックは、殺人現場でエルフの少女と魔法の杖をみつけるがー。

出演:ウィル・スミス、ジョエル・エドガートン、ノオミ・ラパス 他

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当時NETFLIX史上最高額の製作費をかけたと話題になったデイビッド・エアー監督作。

設定は好きな感じなのですが、なんだか乗り切れなかった本作。

ただ、極力スタントマン無しで撮影したというノオミ・ラパスの悪役はめちゃくちゃカッコよかったので、それを見るだけでも価値はあります。

 

【自己責任で!★】

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「ザ・ミスト」(ドラマ)

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ジャンル:サスペンス、ホラー、ドラマ

あらすじ:突如霧が立ち込めた世界。スーパーマーケットに逃げ込んだ人々は、霧の中の正体に気づきー。

出演:モーガン・スペクター、アリッサ・サザーランド 他

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もはやドラマの内容を覚えていません、、、

映画版が傑作すぎ&衝撃度が高すぎた事もあるけど、このドラマ版はまるでそこから

面白かった要素を抜いて全体を薄めたような印象しかない、、、

シーズン1での打ち切りが決まっているので、まずは映画版を見てみては?

 

「TAU(タウ)」(映画)

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ジャンル:密室、サスペンス、SF

あらすじ:発明家に拉致された女性。完全に制御されたその屋内だったが、彼女はAIシステムに目をつけるー。

出演:マイカ・モンロー、エド・スクレイン、ゲイリー・オールドマン 他

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決して嫌いな作品でもないし、面白い部分もあるのだけど、やっぱりかなり小品。

見どころはAIの声を務め、マイカ・モンローに翻弄されるゲイリー・オールドマンか。

 

「すべての終わり」(映画)

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ジャンル:サスペンス、ドラマ

あらすじ:原因不明の天変地異が発生。音信不通の恋人を探すため、その父とともに西海岸に向かう主人公だったがー。

出演:テオ・ジェームズ、フォレスト・ウィテカー 他

  - - - - -  

NETFLIXにもあったか、“フォレスト・ウィテカー詐欺”映画!

正直どうしてこうなった感が強いのですが、特にラストがかなり投げやり感。

ディストピアものにしても弱く、なかなかオススメしにくい作品。

 

「タイタン」(映画)

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ジャンル:SF、サスペンス、ホラー

あらすじ:近未来。惑星移住計画の被験者として参加した主人公たちの身には、恐ろしいことが起ころうとしていたー。

出演:サム・ワーシントン、テイラー・シリング、トム・ウィルキンソン 他

   - - - - - 

これまたどうしてこうなった!?系のSF作品。

サム・ワーシントンだからって、アバターな展開引きずりすぎでしょう。。。

 

 

 

感想は個人の見解です!是非好みの作品を見つけてみてくださいね。

「ポーラー 狙われた暗殺者」(ネットフリックスオリジナル/映画)感想 ~マッツ・ミケルセンファンのための"マッツ全部盛り"映画【おすすめ度:★★★】

イケオジ俳優界・北欧の至宝ことマッツ・ミケルセンのNETFLIXオリジナル作品「ポーラー 狙われた暗殺者」。

配信開始と同時にすぐさま視聴!

 

マッツ本人がエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねているからか(?)、ファンのツボというツボを押さえた“マッツ全部盛り”といえる作品になっています。

 

★「ポーラー 狙われた暗殺者」

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監督:ヨナス・アカーランド

キャスト:マッツ・ミケルセン、ヴァネッサ・ハジェンズ、キャサリン・ウィニック、リチャード・ドレイファス

 

 

◆予告編◆

www.youtube.com

 

◆あらすじ◆

裏社会で史上最強の暗殺者“通称ブラック・カイザー”として知られるダンカン。

足を洗おうとしていた矢先、雇い主ダモクレス社がダンカンに賞金をかけたことで、若き腕ききの暗殺者たちの殺しのターゲットになってしまう。

命を狙う側から狙われる側へ。

しかし彼はかつての最強の殺し屋。

次々に迫りくる若手の殺し屋たちを相手に、安らかな引退をかけた戦い(?)が始まるー。

 

 

◆感想(ネタバレなし)◆

マッツを知らない方のために簡単に彼をご紹介。

 

【マッツ・ミケルセン(通称:マッツ)】

デンマーク・コペンハーゲン出身の53歳。

あの「ドライブ」で有名なニコラス・ウィンディング・レフンのブレイク作「プッシャー」で劇場映画デビュー。

その後彼とは「ブリーダー」「ヴァルハラ・ライジング」でもタッグを組んでいます。

4か国語を話し、あの小島秀夫監督とも親交が深く彼のゲーム作品にも出演。

代表作:

「007:カジノ・ロワイヤル」

「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」

「偽りなき者」

「ローグ・ワン」

「ドクター・ストレンジ」

「ハンニバル」シリーズ 等

 

北欧出身の俳優さん、スカルスガルド一家やニコライ・コスター=ワルドウなど最近どんどんハリウッドに進出してきていますが、その一番の先駆けともいえる存在です。

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この作品、なんというか「マッツファンが見たいものを見せたい」×「監督のやりたいことをやりたい」を100%盛り込みました!って感じ。

 

出世作から何本か組んでいたニック・レフンも同じくデンマーク出身でしたが、今回の監督=ヨナス・アカーランドも北欧スウェーデン出身のおなじく53歳。

もともとPV畑で活躍していた人で、レディ・ガガとビヨンセが組んだ「テレフォン」等も彼が手掛けているそうです。

www.youtube.com

 

まさに、この感じ。

悪趣味一歩手前の毒盛り盛りでポップな色使い。

追ってくる若手の暗殺者達は基本的にこの監督側の世界観の中にいます。

 

だけど、マッツはそのポップな色使いには染まらない。

彼の側だけマッツっぽい世界観、マッツっぽい色味がそのままキープされてます(笑)

この混ざらなさが上手く機能していたかというと、うーんもっといい中間点はあった気がしますが、この色味感の食い合わせの悪さは、ベテラン・マッツ VS 若手の暗殺者たちの対比を印象付けるためのものなんだろう私は解釈しました。

 

全体としてのディレクションはイマイチな監督だけど、マッツが一番カッコいい角度、マッツが一番映える魅せ方はわかってる!

ファンの方には同意いただけるんじゃないかと思うんですけど、私が勝手に思うマッツの特徴、あるあるポイントにこんな所があります。

 

1、厳しい自然の中に立たせると輝く

例えば「ローグ・ワン」、例えば「ヴァルハラ・ライジング」・・・etc

荒野、雪山、岩場。

そんな自然の中に孤独にたたずむ姿が何故か似合うし、なんだかエモい。

 

2、痛めつけられて満身創痍になると輝く

例えば「ハンニバル」、例えば「悪党に粛清を」・・・etc

なんだかんだ捕まって拷問されたり、とにかく体中傷だらけになりがち。

ファンの残酷耐性も徐々に強くなってる気がする…。

(自動的に、半裸もしくは全裸になりがちという事態が発生します)

その、ぼろぼろな中から立ち上がる姿が様になるし、年齢と体格の割に動きが優雅で、すごく省エネで無駄のない戦い方をするイメージ。

 

3、目元をいじられがち

例えば「三銃士」、例えば「007:カジノ・ロワイヤル」・・・etc.

常に目元に傷やら眼帯やら疾患やらがありがち!

アイパッチは「三銃士」でもありましたが、うん、やっぱり似合いますね。

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そして何より、劇画っぽいんですよね、造形が。

小島秀夫監督の「デス・ストランディング」が一番いい例だと思うんですが、このゲームのキャラそのままマッツ!

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※目、潰されすぎ!!!

 

造形がドラマティックなんでしょうね。

今回、そんなポイントが全部盛りです。

 

演出面でヨナス監督と合ってるなと思った点も2つほどありました。

 

1、シリアスが基本のマッツ×映像の切り替わりでオチをつける監督

マッツって基本、映画の中ではシリアスな存在なんですよね。

あんまり映画の中でお茶目な役柄ってないし、そういうイメージがありません。

(オフの本人は、ジャージを着こなすキュートでお茶目なおじさんですが!)

そこを監督がうまく利用していて、「普通ならこうだろう」「こう言ってるし次こうだろう」という所を、カットの切り替えで「えっ、そっち!?笑」と意外性ある魅せ方をしているので、マッツ演じるダンカンの持つ愛嬌や可愛らしさが垣間見えてよかった。

犬を買っちゃうマッツ、犬の飼い方本買っちゃうマッツ。

子供たちに言葉ではなく剣術を教えちゃうマッツ、

セックス中を狙われて、裸のまま吹雪の荒野に出て行っちゃうマッツ。

 

2、元ダンサーマッツ×その動きの流れを魅せてくれる監督

彼、実は元ダンサーなのです。

「ハンニバル」で見せたアクションシーンで、意外過ぎるほどの身体能力の高さに驚いた人もいるのでは?

その基本がちゃんと残っているんでしょう。

地下通路でのアクションシーンで魅せる、動きに無駄のない創作コンテンポラリーダンスのようなアクション。

監督もおそらくそれをわかっていて、「手振れで臨場感を」「スピーディに」とかではなく彼のしなやかさが見えるような演出にしてくれているなと思いました。

 

 

そんなわけで、マッツファンの方にはとにかくおすすめの作品。

スクショしたいシーンばっかり!

NETFLIXでこの作品が沢山視聴されれば、次なるマッツ主演作品や、もしかしたらの「ハンニバル」復活もありえるかもしれません。

 

「ポーラー 狙われた暗殺者」は、NETFLIXにて独占配信中。

 

※画像は全てimdbより引用

 

↓↓NETFLIXオリジナルのおすすめ作品はこちらにまとめています↓↓

www.evisilli.website

 

エミリー・ブラント【祝】初来日!!リタ・ヴラタスキからメリー・ポピンズまで、彼女の魅力とおすすめ作品をご紹介!!

こんにちは。

 

エミリー・ブラントが初来日中です!!!

イケオジ俳優好きを謳っているこのブログですが(それは事実だけど!)、いやいや女優さんも好きな方が沢山います。

エミリーも大好きな女優さんの1人。

 

natalie.mu

 

もうこの、ナタリーさんの記事の写真が可愛くてかわいくて!!

誰ですかこんな可愛いお花付きの傘をささせたの・・・最高じゃないか!

 

今回は「メリー・ポピンズ リターンズ」でのプロモーション来日。

この作品で知った方にも、是非彼女の才能と魅力を知ってほしいと思い、これまでの出演作品から個人的偏愛おすすめ作品をご紹介したいと思います!

(ネタバレなし)

 

 

★どんな人?

ロンドン出身の35歳。

幼い頃に演技の面白さに目覚め、03年「ウォリアークイーン」で映画デビュー。

実はそのちょっと前に先に演劇デビューしてて、その際の共演者はなんとジュディ・デンチ!

現在は、あとで紹介する「クワイエット・プレイス」の監督で共演者でもあるジョン・クラシンスキーと結婚し二児の母でもあります。

 

そんな彼女の魅力はいろいろあるけど、私が思うのはここ!!

1、強く気高く、意志的で自立した女性を演じる時の爆発力

2、そんな中にきらっと滲む少女性

3、洗練されていながらも親近感のあるファッショナブルさ

4、ちょっとシニカルさをもった抜群のコメディセンス

5、しなやかで、意外な身体能力の高さ

 

・・・あと、とにかく演技が上手い!!

 

 

実はMCUに登場する女性キャラの候補に必ず入っているぐらい制作人気が高いらしく、

ブラック・ウィドウ役でも候補だったし(「ガリバー旅行記」出演のために蹴ったというエピソードに笑いますが、そんなとこも好き!)、キャプテン・アメリカの恋人であるペギー・カーターや、3月に公開になる「キャプテン・マーベル」の候補でもありました。

いつもスケジュールが合わずに断念しているんですよね、、、

いつかそんな役も観てみたいなあと思います。

 

 

★おすすめ作品 入門編

「プラダを着た悪魔」:まずは皆が通る道

プラダを着た悪魔 (字幕版)

プラダを着た悪魔 (字幕版)

 

監督:デヴィッド・フランケル

キャスト:アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ 他

 

おそらく大抵の方の初・エミブラはこの作品のはず!

ゴールデングローブ賞に助演女優としてノミネートされたこの作品でブレイク。

ファッショナブルさは天性のものなんだろうなあと今さらながら思います。

アン・ハサウェイのライバルとなる同僚役で「え、この人誰!?」と皆が思ったであろう存在感を見せていたのはもう13年前。

可愛い!

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★おすすめの個人的偏愛作品5選

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」:女神降臨

監督:ダグ・リーマン

キャスト:トム・クルーズ、ビル・パクストン

 

いつも主演作品のポスター上では彼の名前だけを単独記載しているトム・クルーズ出演作品で、同列で(しかも同じ文字サイズで!)エミリーの名前が記載されているのを観たときに「やっぱりこの人すげーな」と思ったんですよね。

詳しい業界事情は知りませんが、ポスターの人物サイズとか文字サイズって色々制約があるはずで、特にトムクルとかは結構プロデューサー的に作品に関わる人だからそこらへんにも色々意見をしていると思うんだけど、その上でこれだけの大きな扱い。

というか、そもそもトム・クルーズ作品のポスターって大体彼の単体で、50%ぐらいは顔面のアップ。

基本的にポスター上に共演者がいる事がほとんどない(「ジャックリーチャー」の横顔小さめと、「アイズ・ワイド・シャット」のニコール・キッドマンぐらい?)中でのこのサイズ感。

しかも、トムクルが「続編をやるなら、エミリーが出ないと意味がない」と言っていたそうな。

 

だけど、それほどまでトムクルが彼女に敬意を払うのも納得するぐらい、この作品の彼女の「降臨」感は凄かった。

死ぬと時間が巻き戻り、死ぬ前の記憶を持ったまままた同じ一日を繰り返すというループに入ってしまったトム扮する主人公が、放り込まれた戦場で「ヴェルダンの女神」と称えられ崇められているのが、エミリー扮するリタ・ヴラタスキ。

かつてトム同様のループ能力を持っていた兵士。

 

でっかいソードを肩に担いで闊歩する彼女の姿のなんとかっこイイこと!!!

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誰もが心を奪われマネしようとしたこの腕立て伏せシーンを是非見てほしい!!!

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作品自体とても良く出来ていて、ゲームをプレイするときのあの「この先進んでいく展開を知っていて、どう進むとどこにどう敵が出てきて、どう倒せばいいか、その経験値がプレイヤー(ゲームを操作する私たち)に蓄積され、ゲーム内でキャラが強くなっていく」感覚を映像化したというような作品。

 

トムクル同様にループ能力を持っていたがために「ヴェルダンの女神」と名がつくほどの活躍をした彼女も、ある事でその能力を失ってしまいます。

リタが辿る運命にはそこはかとなく切ない部分もあり、あるシーンでトム・クルーズが言う「どうしてもここまでしか来れないんだ」という台詞でぼろ泣きしました。

エミリーの自立した強い女性としての魅力の爆発、少女性、身体能力の高さが凝縮された最高の役柄。

ちなみに原作は日本のライトノベル。さすがよく見つけるよねー、トム・クルーズ。

 

 

「ボーダーライン」:エミリーと一緒に地獄めぐり

ボーダーライン(字幕版)
 

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

キャスト:ジョシュ・ブローリン、ベニチオ・デル・トロ

 

大好きなドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が描くメキシコ地獄めぐりの大傑作。

メキシコ麻薬カルテルの捜査に加わる事になるFBI捜査官役です。

ただし、チームを組むのはジョシュ・ブローリンとベニチオ・デル・トロの激渋コンビなので、当然一筋縄ではいきません…!

ある意味彼らに利用されてしまう新任捜査官エミリーの目を通してメキシコの闇を描く事で、観客はエミリーと同じレベルの視点でスリルと緊張感を味わう事が出来ます。

マジで怖い!!

そんな中で孤軍奮闘するエミリーの姿に釘付けになる事必須!

震える手ですがるようにタバコを吸う姿に引き込まれました。

戦場で戦う姿に凛々しさを、劇中でのジョン・バーンサルとのいい雰囲気のシーンに少女性を、そしてもちろん身体能力の高さもみせてくれる本作。

続編「~ ソルジャーズ・デイ」には出ていませんが、シリーズ第3弾の構想があるそうなので、3作目には是非復帰してほしい!!

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「クワイエット・プレイス」:エミリーと一緒に地獄めぐり2

監督:ジョン・クラシンスキー

キャスト:ジョン・クラシンスキー、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープ

 

最近はやりの“〇〇したら即死”系ホラーの大ヒット作。

監督は夫のジョン・クラシンスキーさんで、夫婦役で共演もしています。

エミリー、「ボーダーライン」もそうなんだけど、緊迫感を感じさせる表情がまじでうまい。

「音をたてたら即死」という、台詞も効果音も奪い、表情だけで状況を伝えなきゃいけないというなんとも難易度の高い設定世界を成立させている立役者です。

劇場で観たとき、ほんと唾を飲み込むのも躊躇するほど劇中の家族と同じような緊張感が劇場内に流れていたのが印象的でした。

ポップコーン買ってきた人も食べる手が止まってた笑。

 

そんな、音に反応するモンスターたちが巣食う世界で妊娠してしまった母の、なんとしてもこの子を守る!という強さと覚悟が光る物語。

最終的にはヒーロー映画だったっけ?ぐらいに手に汗握る戦いとエミリーの決めショットで締めくくってくれる映画です。がしゃっ!!

銃を構える姿はさすが「ボーダーライン」を経ているだけあってサマになってたなー。

続編も計画中だそうなので、楽しみにしています。

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「アジャストメント」:エミリーの魅力でアメリカの未来が変わっちゃう!?

アジャストメント (字幕版)

アジャストメント (字幕版)

 

監督:ジョージ・ノルフィ

キャスト:マット・デイモン、アンソニー・マッキー

 

主演はマット・デイモン。

フィリップ・K・ディックの原作を映像化したSFサスペンスドラマ。

だけど私はこれ、めちゃくちゃ素敵なラブストーリーだと思っています!

 

マット演じる上院議員候補が出会ったダンサー・エリース役。

惹かれあう彼らの間に立ちはだかるのは「運命調整局」なる存在。

時空と運命を捜査・調整する彼らになぜか2人は追われる事になる…というお話です。

 

ネタバレせずにいうと、彼らは“出会ってはいけない2人”なのです。

その理由の可愛らしいこと…!!笑。

シリアスっぽく描くので笑っちゃいますが、そんな理由のために2人を引き離そうとする運命調整局のアンソニー・マッキーらの本気っぷりも愛おしい。

すぐ2人を見失ったり、かなりのポンコツですが笑。

 

こんな感じのドレス姿でマットに手を引かれて走り回るエミリーが可愛い!

(確か、逃げてる間もずっと手を握ってて、それも可愛かった記憶が)

そして、ダンサーという役柄もありいつも以上にしなやかな美しさと所作で魅せてくれます。

 

正直、サスペンスとしては全然おすすめしないんですが、ラブストーリーだとわかって から急に愛しくなった作品です。

追われる理由が理由なので、それを背負うエミリーはかなり重要だし、そこに対する説得力がめちゃくちゃありました。

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「ガール・オン・ザ・トレイン」:エミリー、飲んだくれる

監督:テイト・テイラー

キャスト:レベッカ・ファーガソン、ヘイリー・ベネット

 

ベストセラー原作を映像化したサスペンスミステリー。

電車の窓から覗き見る理想の夫婦に憧れるエミリー。

ある日そんな理想の妻であったメガンの不倫現場を電車ごしに観てしまった彼女は、アルコールに溺れて記憶をなくす。

そんな中、メガンが殺されて発見されて…。

 

レベッカ・ファーガソン、ヘイリー・ベネットという人気女優陣との共演も嬉しい作品。

アル中主人公役のあまりの上手さに身震いしました。

酒で身を滅ぼしていくエミリーの姿にぞわぞわぞわ・・・。

 

彼女のルックス的な魅力の一つに、ちょっとけだるさのある目元があると思うんですけど、本作ではそんな目元ににじむヤバさにがっつり引きずり込まれます。

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他にも「イントゥ・ザ・ウッズ」や「ヴィクトリア女王 世紀の愛」など、いろいろな作品がありますが、私の偏愛するオススメ作品はこの5つ!

是非、観てみてくださいね。

 

 

そしてそんな彼女の主演最新作は、なんとあの名作の54年ぶりの新作!

「メリー・ポピンズ リターンズ」

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「彼女しかいない!」とロブ・マーシャル監督に言わしめたエミリー、予告編にも滲み出るコメディエンヌぶりが最高♪

35秒あたりの台詞の言い回しだけでも、ちょっとお高く自信にあふれたエミリー版メリー・ポピンズのキャラが垣間見えますね。

 

「メリー・ポピンズ リターンズ」は2月1日公開。

過去作品を観ながら、公開を楽しみに待ちましょう!

 

※画像は全てimdbより引用

「Marvel パニッシャー シーズン2」(ネットフリックスオリジナル/海外ドラマ)感想 ~ シーズン1のおさらいと、シーズン2全話完走しての想い【おすすめ度:★★★】

こんにちは。

 

1月18日に待望のシーズン2配信となった「パニッシャー」。

全話完走!!

とにかく、ジョン・バーンサルとベン・バーンズという最高の俳優ふたりの魅力を余す所なく濃縮した最高のシリーズ。

ただし!シーズン1が最高過ぎた故、若干の不満も・・・

今回は、

シーズン1:<ネタバレ無し>

シーズン2:<ネタバレ無し>&<ネタバレ有り>

という感じで「もっとこうしてほしかった!」をつらつら書いていこうと思います。

 

 

★「Marvel  パニッシャー」

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クリエイター:スティーヴ・ライトフット

キャスト:ジョン・バーンサル、ベン・バーンズ、アンバー・ローズ・レヴァ、ジョシュ・スチュワート、ジョージア・ウィガム

 

 

【まずは!シーズン1のおさらい】

※シーズン1観ていない方はまずはシーズン1からどうぞ!

 シーズン2のネタバレ無し感想は、シーズン1のネタバレはがっつり含みます。

◆予告編◆

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◆あらすじ◆

愛する家族を惨殺された過去を背負い、私刑執行人=パニッシャーとなったフランク・キャッスル。

復讐を果たしてピートという別名で生きる今も毎日のように悪夢にさいなまれていた。

しかしある日、元海兵隊だった自身が過去に関わった“ケルベロス作戦”に秘められた陰謀の存在を突き付けられる。

その真相を知り接触を図ってきた元分析官のマイクロと、紆余曲折の末同じ敵に向かって手を組む事となるフランク。

ケルベロス作戦の顛末をめぐり、フランクとマイクロ、海兵隊時代の仲間で今は退役軍人の為の集会を主催するカーティス、そしてアンヴィルという軍事企業を取り仕切るビリー・ルッソ、そして相棒を殺された国土安全保障省の捜査官・マダニらの運命が交錯するー。

 

◆感想<ネタバレ無し>◆

1、ジョン・バーンサル!!!

とにかく、情け無用の暴力で関係者全員殺すマン、それでいて家族や子供、無実の人々への慈愛が同居するパニッシャー=フランク・キャッスルのキャラクターが良い!

戦いの無い日々に不安を感じてしまう、生きながらの死人。

そしてそれを演じるジョン・バーンサルの、無骨な風格と繊細すぎる演技力。

常に血まみれか、色気だだもれか、どちらかでしかない(笑)

超はまり役です。

 

2、個性的で一筋縄ではいかない助演陣の魅力

ビリー・ルッソを演じるベン・バーンズ。

さあ、これ美味しい香りしかしないぞ?という、シーズン2への期待しかない展開。

 

そしてフランクと相棒となっていくマイクロ、エボン・モス・バクラック。

ただ共通の目的のために手を組んだはずのふたりが、マイクロの妻と子供との接触を通じて守りあう存在になっていく面白さ。

 

クリエイターのスティーヴ・ライトフットさんはドラマ「ハンニバル」シリーズのエグゼクティブ・プロデューサーだそうで、それだけでわかる人にはわかるでしょうか?

 

3、見事な脚本と重みのある暴力描写

過去の秘密作戦“ケルベロス作戦”をめぐる陰謀。

図らずも関与してっしまった男たちの、それぞれが辿る顛末。

そして、その男に関わってしまったが故に、事件に深入りしていく女たち。

自らを作り上げ維持している「軍」という組織と機能がもたらした、PTSDという恐ろしい病に内側からむしばまれていくアメリカという大国の闇。

 

パニッシャーとなったフランクの繰り出す銃弾と拳を真正面から描くそのバイオレンスたっぷりの描写は、それ自体が正義と悪を問いかけるような重みと痛みをもっています。

 

 

そんなわけで待望のシーズン2に突入!

 

 

【シーズン2】

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◆あらすじ◆

あれから時は経ち、フランクはピートと名乗り、片田舎のバーにいた。

その店員ベスと良い雰囲気になるが、店の中には気になる動きをする謎の少女がいた。

ベスを訪ねて再びバーに入ったフランクは、謎の少女をめぐって勃発したいざこざを見かねて助けに入った事で、再び危険な追っ手に追われる身に。

その頃、仕事に復帰したマダニは、自分を撃ったビリーへの言いようのない感情に支配されていた。

なぜなら、ビリーはフランクから受けた打撃で一部の記憶をなくしてしまっていたのだー。

 

 

◆感想<ネタバレ無し>◆

面白かった!!

やっぱりこのシリーズは、最高にかっこいいです。

やはりそこは、フランク・キャッスル=パニッシャーというキャラクターの魅力と、それを演じるジョン・バーンサルの魅力が確固たるものだからでしょう。

相変わらず、パニッシャー容赦なし!悪人絶対殺すマン。

3話に1回くらい顔も体もぼこぼこ&血まみれになりながらも、バーンサルの鋼のような重厚な体から繰り出されるパンチや拳が敵にドスっと決まる瞬間の格好良さ。

それでいて、女性や子供や無関係な人々への気遣い。

狩りをするような鋭い眼光、時々見せる虚空をさまよう孤独な表情。

 

さらには、なぜか物凄いサービスショットの数々…笑。

 

第1話と第2話に配置してくるあたりクリエイター陣もわかってるなーと思いますが、

バーンサルさんのファンの方は必見のシーンがあります!!

お見逃しなく。

 

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髪型もちょっと変わって、より格好よくなってる!

 

そして、ビリー・ルッソのその後。

ネタバレなのでこれは後ほど書きますが、彼を演じるベン・バーンズは本当に最近の復活ぶりが素晴らしくって。

だって、ディズニー作品のプリンスだった彼がですよ。

(注:「ナルニア国物語」って皆さん覚えてますかね…?あのカスピアン王子ですよ…?)

 

「ウエストワールド」でもなかなかのクズを演じていましたが、あのハンサムなお顔をちゃんと“活かす”事をきっと考えている人なんでしょう。

最高です。

そして、シーズン1での色々で多数から恨まれ狙われているというのに、その記憶が無いという不憫ぶり。

「僕が何をしたの?」「あの骸骨マークが毎日のように悪夢に現れる」なんて言っては嘘だと疑われ、その骸骨マークに精神状態を苛まれていくかつての美青年は、顔に多数の傷をかかえながら生きる道を踏み外していくしかない運命なんですよね。

 

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記憶が無くてやられた理由が分からない、って悲劇のヒロインだな、、、

 

そして、今シーズンから登場のジョシュ・スチュワート演じるジョン・ピルグリム。

聖書を唱えながら敵を死に至らす最凶の神父。

パニッシャー以上に死んだ目をした彼の背景も徐々にわかってきます。

 

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その他、前作から引き続きのアンバー・ローズ・レヴァ、そしてジョージア・ウィガム、フロリアナ・リマ、アレクサ・ダヴァロス等女優陣も美形ぞろい。

 

特に、ビリー・ルッソの担当となるセラピスト・クリスタ役のフロリアナ・リマ、店員ベス役のアレクサ・ダヴァロスがよかったなー。

このクリスタ先生がまた闇深い人で、この出会いが2人の運命をそれぞれ狂わせていきます。

 

 

 

物語としては、なんだか悪人版寅さんっぽくなっていて、

「地方地方で事件に足を突っ込んでは血まみれになりながら敵を壊滅していくパニッシャー。そして事件を通して芽生えた淡い恋と友情を胸に、また次の地へ―」みたいな続け方が出来そうな感じ。

帰還兵のPTSD問題などが絡む重厚な物語だったシーズン1とはちょっと趣向が異なっている感じも受けました。

 

そして、あまりに綺麗だったシーズン1と比べると、脚本陣の苦悩ぶりが垣間見えるシーズン2だったかなと。

どちらにしろ、NETFLIXとディズニーの対立問題でシーズン3は作られないと思うのですが、このテイストの微妙な変化は何を意味するのでしょうか。

 

さてこのあたりからは、ネタバレ有りにしようかな。

 

 

 

 

 

 

◆感想<ネタバレ有り>◆

ネタバレありというか、今シーズンの不満点です!

いや、面白いし好きなんです。

でもでも、もっとこうしてほしかった!!が実は色々あるんですよね。

 

1、ビリー・ルッソ、顔が綺麗すぎ問題

「ベン・バーンズ=ビリー・ルッソ=ジグソウ」と聞いて、やっぱり期待するのってあの美しい顔がどう破壊され、それによって彼がどんな傷をかかえ暴走していくのか、じゃないでしょうか?

 

それがね、顔がね、、、綺麗なんですよ!!

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全然、継ぎはぎだらけじゃない!

美形をキャスティングした意味がない!!

 

なんでしょうか、ディズニーの影響なのでしょうか。。

 

私が想像していたのは、「ダークナイト」のトゥーフィイスだったんですよね。

未来の希望の象徴ともされた紳士が、悪の罠にはまり、顔の半分を焼かれ、正義への希望を失い堕ちていく。

映画ではアーロン・エッカートが演じていましたね。

 

ダークナイト (字幕版)
 

 

まあビリーはもともと悪い奴だったので背負う物語は違いますが、

「その顔の傷に克明すぎるほどに刻まれた自身の罪の記憶をなくしてしまった男」というキャラクタ―を描写するのに、あんなにぬるい傷跡では足りない…!

せっかく、ベン・バーンズという誰もが認めるハンサムな俳優をキャスティングしているんだから、その対比を効かせるためにももっと醜いメイクをしてあげてください・・・

そんな事では、ベン・バーンズの演技力は失われませんから!

 

事実、シーズン1では余裕があって優雅で冷徹だった彼が、うなされ憔悴し混乱する様には魅入ってしまうものがありました。

やっぱりうまい、ベン・バーンズ。

「カスピアン王子」でブレイクするもその後あんまり作品に恵まれてこなかった彼ですが、「ウエストワールド」「パニッシャー」という2作品でその美貌を活かしたクズ役でカムバックしてくれたのは嬉しい限り。

正直、カスピアン王子の頃の超正統なハンサムさんではなく、どこか裏がありそうな不穏さを感じさせる風貌になってきていると思うので、イケオジ俳優ウォッチャーとしては今後も追いかけていきたい俳優さんです。

 

 

2、ビリー・ルッソ、小悪党問題

またベン・バーンズに関する話ですが、やっぱり退役軍人を数人従えて銀行強盗にいそしむ悪役ってちょっと小悪党すぎるかなーと。

まあそこは、次の問題にも絡みます。

 

 

3、ビリー・ルッソとジョン・ピルグリムが絡まない問題

ビリー・ルッソが小悪党に見えてもいいんですよ。

全てはフランクへの復讐へのステップなので。

彼は、最終的にはパニッシャーへの復讐心にとらわれて暴走するわけなので、そこにフォーカスするかそこが活きるような脚本であればよかったんです。

だけど、今回はそうではなく VSジョン・ピルグリムというもっと大きな陰謀に発展しそうな別軸を用意したわけなんです。

なのに、そっち側の物語と結局大きく交差する事なくそれぞれ決着してしまったのがよくわからなかったなーと。

 

詐欺師少女のエイミーと絡んだ事が発端となって足を突っ込んでしまったこの陰謀もまた割と小粒ではありますが、この二つが上手く絡みあえばもっとカタルシスがあったと思うんですよねー。

 

もしくは前述の通り、VSビリー・ルッソ1本に絞るか!

どちらにせよ、ちょっと脚本がすっきりしない!!

 

 

 

4、パニッシャーVSビリー・ルッソ、ラストが超あっさり問題

最後の2発、ちょっとあっさりすぎません・・・・・?????

「ハンニバル」作ったあなたならわかるでしょスティーヴ・ライトフットさん・・・。

 

 

 

5、マイクロが出ない問題

シーズン1での相棒マイクロ=エボン・モス・バクラック、1ミリも出ません。

悲しい・・・!

正直、家族の元に戻れたマイクロはそっとしておいてあげるべきだと物語上は思うのですが、彼との突かず離れずのバディ関係はシーズン1の面白さでもあったので、まったく出てこないのは惜しいなあ。

マイクロはフランクとは別方向の変人で、その世界観の交わらなさぶりがよかったんですよね。

妻子を愛する姿が愛おしくて、フランクに嫉妬するところなんて最高にキュート。

 

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その分なのか、男性の新キャラでジョン・ピルグリムはとても魅力的に描かれています。

聖書を唱えながら敵を一掃していく姿。

死んだ目。

実は、子供と妻を人質に取られた悲しき殺人者。

少ないシーンながら、存在感のある演技で魅せるジョシュ・スチュワート、良い。

 

妻子を囚われた彼のため、この陰謀の大元に乗り込み、無事解放するフランク。

ピルグリムを殺さなかったのはなぜか?

大義のための私刑、パニッシャーたるラインはどこまでなのか?

彼との攻防の中に、そんな今シーズンのメッセージが滲んでいました。

 

 

 

色々と不満をあげましたが、ビリー・ルッソとクリスタ先生の話は結構好きです。

恐らくビリー以上に根深い心の闇を抱えるクリスタ先生が、主導権を握るように、支配する事を望むかのように、共依存の関係を望むかのように、ビリーの言葉に返していく姿はスリルがありました。

そして少しづつその目的を達成する毎に、小さな笑顔をみせる先生のなんと危ない事。

 

フランクを首の皮一枚で世間や愛する人と繋ぎとめている最後の一線を越えたと思わせるように仕向けることで、フランクを堕とす事をビリーに吹き込んだこの女性の危うさは、歪みまくった愛情の果ての姿として、違うタイプのハーレイクインとジョーカーのよう。

 

彼女のために購入した青い花を手に笑顔を見せるビリーに、なんだかちょっと泣いてしまいました。

どーして、どこで道を間違えてしまったのよ貴方は・・・。

 

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あとあと!

今回の数あるファイトシーンの中では、エレベーターでのフランクVS警察官のファイトシーンが最高でした!!

エレベーターファイトって、どうしてあんなにテンション上がるんでしょうか。。。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」しかり。

「ドライブ」しかり。

 

 

そんなわけで不満はまあまああるんですが、これだけ銃弾に重みがあり、拳に重みがあるドラマもなかなかないし、とにかくシーズン1は大傑作だし、キャラクターと俳優は最高なので良かったら見てみてくださいね。

 

 

 

↓↓NETFLIXオリジナルのおすすめ作品はこちらにまとめています↓↓

www.evisilli.website

 

※画像はすべてimdbから引用

「蜘蛛の巣を払う女」(映画)感想 ~ 歴代作品との違いと、新・リスベットの魅力は!?【おすすめ度:★★★】

こんにちは。

 

作品とは全然関係が無いのですが、4DXの近くのスクリーンになった時のあの「揺れ」にいつも悩まされています…。

 

自宅からのアクセスが良い&シネマズカードがあるのでTOHOシネマズ新宿をよく利用するのですが、ほんとスクリーン5番、いつも揺れすぎじゃないですかね…?

 

耐震設計どうにかしてほしい!

 

そんなTOHO新宿スクリーン5で観てきました、「蜘蛛の巣を払う女」。

過去のミレニアムシリーズとの比較もしつつ、今回の作品の見どころをご紹介!

 

 

★「蜘蛛の巣を払う女」

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監督:フェデ・アルバレス

キャスト:クレア・フォイ、スベリル・グドナソン、シルヴィア・フークス 他

 

 

◆予告編◆

www.youtube.com

 

 

◆あらすじ◆

リスベット・サランデル、天才ハッカー。

彼女の元に新しい仕事が舞い込む。

それは、ある博士が開発してしまった核攻撃プログラムをアメリカの安全保障局から取り戻す事。

難なくハッキング完了―。

しかし、たやすい仕事と思われたそれは、かつて道を違えた双子の妹・カミラからリスベットにしかけられた罠だったー。

 

 

◆感想(ねたばれ無し)◆

どうやっても、前作「ドラゴン・タトゥーの女」との比較を逃れられない本作。

私の感想としては、「比較しちゃうのは致し方ないけど、本作にしかない魅力もアリ!」という事で、本作ならではの部分と、比較してどうなのか?という部分を書いていきますね。

 

1、なんで何種類も映像化があるの?シリーズ制作の裏側解説

2、今回はもっともエンタテインメント性が高い!

3、リスベット役は、結局好みの問題!皆違って皆いい

4、〇〇の影が薄いのは正解!

 

の4ポイントでご紹介していきますね。

 

 

 

1、なんで何種類も映像化があるの?シリーズ制作の裏側解説

本当に紆余曲折を経ているこのシリーズ。

そもそもはスウェーデン発の世界的ベストセラー「ミレニアムシリーズ」が原作です。

こちらはその1作目。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下合本版) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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  • 作者: スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利
  • 出版社/メーカー: 早川書房
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で、これをスウェーデン本国で映画化したのが、ノオミ・ラパス主演の「ミレニアム」三部作。

 

「ドラゴン・タトゥーの女」がヒットし、テレビドラマとして展開予定で制作されていた第2作「火と戯れる女」と第3作「眠れる女と狂卓の騎士」 も劇場公開して大好評。

この3作品で主演のリスベットを演じたノオミ・ラパスは、一躍脚光を浴びる事となり、ハリウッドに進出していったんですよね。

 

で、そういった他国言語の作品がなかなか大きく展開されないハリウッドの事情もあり(入っても字幕ではなく吹替が多い?)、リメイク化が決定するとこのリスベット役が大争奪戦に!!

 

まあ、私が女優の卵だったとしても絶対に勝ち取りたい!と思う役である事は間違いない。

それくらい、このリスベットという役は「魅力的」なのです。

 

天才ハッカー。

鼻ピアスに刈り上げた黒髪。

背中にはドラゴンのタトゥー。

 

そんな造形はもちろん、自らも暗い過去を持ち合わせ、女性への暴力に抵抗する正しき犯罪者という義賊的でヒロイックな一面。

どこまでも孤独を背負い、強さと弱さを併せ持った存在。

 

そして、ノオミ・ラパスとはまるで印象の違うルーニー・マーラが選出され、見事まったく異なるリスベット像を披露してスターダムを駆け上がったわけです。

それがこちら「ドラゴン・タトゥーの女」。

 

監督を手掛けたデヴィッド・フィンチャーの腕に見事はまった、あまりにかっこいいオープニング、凄惨な暴力描写、ルーニーとダニエル・クレイグのケミストリー。

 

が、この後、待とうにも待とうにも続編の話は進まず。。。

 

で、キャスト一新!!となってしまったわけです。

一説にはギャラが折り合わなかったとか。

 

さー、ここから新たなリスベット探しが勃発。

スウェーデン出身のアリシア・ヴィキャンデルが候補だった時期もあったり、ナタリー・ポートマンという話もあったり。

でも、前作が好評だっただけに、ここで引き継ぐ監督&キャストは相当のプレッシャーにさらされたでしょうね。

なかなか話が進まず。。。

 

遂に始動!という時には、だいぶ注目期は過ぎてしまいましたが、そんな中でフェデ・アルバレス監督とクレア・フォイは頑張ったと思います!

過去4作とは違うものを!という意気込みがこの「蜘蛛の巣を払う女」には感じられました。

 

 

2、今回はもっともエンタテインメント性が高い!

まず、寒々としたスウェーデンを舞台にした格調高い雰囲気も残しつつ、作品としてはわかりやすいエンタテインメント作品になっています。

もちろん、リスベットのキャラクター性と大枠の設定は知っておく必要があるので完全に1作品として成立しているかというとそこはやはり「続編」的ではあるのですが、前2シリーズにあった「陰気」さとは異なり、常に雪景色という湿度の高い世界を前にしつつもからっとした印象。

 

そもそも、本国版もフィンチャー版も非常に凄惨で痛々しいんですよね。。。

悪役側の繰り出す暴力が、ねちっこいいじめのような嫌らしさがあるのです。

これらはおそらく原作もそうなんだと思いますが、今回はそこまで陰気な暴力性がなかった印象。

わかりやすくドンパチしてくれる部分や、監督の前作で大ヒットした「ドント・ブリーズ」へのセルフオマージュともとれる遊びがあったり(え、そうですよね!?!?)。

 

↓↓“息をしたら、即死”「ドント・ブリーズ」おすすめです。面白いですよ!↓↓

ドント・ブリーズ (字幕版)

ドント・ブリーズ (字幕版)

 

 

リスベットの戦い方も、バイクチェイスあり、仲間との連携あり、技ありのハッキングあり、その場にあるもので戦い切り抜けるジェイソン・ボーン的見せ場あり、となかなかカラフル。

 

あとは、結構物語が複雑に描写されていたフィンチャー版などと異なり、登場人物も物語もシンプル。

予告編も含めある程度敵の存在が最初から提示されており、その最終対決に向けて蜘蛛の糸をほぐしていくような展開なので、実は非常に間口は広い作りだなーと思いました。

(だからこそ、リスベットのキャラ設定などもうちょっとちゃんと説明すれば初見さんでも見やすかったのになーというのはもったいないのかも)

 

もうこの辺はトレードオフというか、とがらせたいか広く攻めたいか狙いの問題ですね。

とすると、予告編の感じとかは前作を引きずっているので、ちょっとそこに乖離が起きちゃってるのかもしれませんね、、、

原作好きの方には評判は良くないかもしれませんが、それはそれとして私は割と楽しかったです!

 

 

3、リスベット役は、結局好みの問題!皆違って皆いい

そんな監督の趣向もあってか、クレア・フォイ版リスベットはとても逞しい!

健康的な体格なのもあって、ノオミ・ラパスとはちょっと違う男前感。

 

ここで3人のリスベットを比較すると、、、

 

★ノオミ・ラパス版リスベット・・・鋭利なナイフのように危険なオーラ溢れる強さ

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ルーニー・マーラ版リスベット・・・可憐さも併せ持った、孤独な堕天使

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クレア・フォイ版リスベット・・・過去を乗り越えた、頼れる姉貴的仕事人

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正直ね、個人的にはルーニー・マーラのリスベットが最強だとは思うんですよ。

 

だけど、彼女がノオミ・ラパスに対してそうであったように、クレア・フォイもルーニー・マーラに対して同じキャラクターアプローチをしてもしょうがないわけです。

 

そんな中で、フェデ・アルバレス監督の魅力である「危険な題材もエンタテインメントとして魅せる」というポイントを考えたときに、この健康的なリスベット像というのはアリなのかなって思います。

 

 

4、〇〇の影が薄いのは正解!

で、このリスベットというキャラクターに対し、そこに張るサイズ感で今まで出てきていたのが、記者のミカエル。

彼女と共に事件解決に奮闘し、時に狙われ、そしてなんとも言えない距離感にある存在。

 

だけど、やっぱりこれだけ魅力的な女主人公がいるときに、話に関わる分量は多いものの割と凡人なミカエルというバディは正直ちょっと薄い存在だなーと個人的には思っていたわけです。

それは、ダニエル・クレイグを持ってしてもおなじ。

 

そこを今回は、予告編でもほとんど存在を消していたように、あくまでリスベットの物語にフォーカスさせるようにミカエルの関与ボリュームをかなり下げています。

これが良かった。

 

リスベットの前に登場する赤い服の女。

 

実の妹と対峙するリスベットの物語にちゃんと集中できました。

 

※余談ですが、ノオミ・ラパス版でミカエルを演じていたミカエル・ニクヴィストさん、お亡くなりなっていたんですね、、、なんと、、、ご冥福をお祈りいたします。

 

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そんなわけで、健康的なリスベットを主人公にエンタテインメント性高く描く、家族との、過去の自分との精算の物語となっている本作。

なかなか面白かったです。

相手の先を読んでいたつもりが、相手はそのさらに先まで読んでいて、、、というキレ者同士の人生を分かつ事になった辛い過去との決別の物語。

 

 

ちなみに、イケオジ俳優的見どころはリスベットの父親役のこの人!

ミカエル・パーシュブラントさん。

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代表作は、「未来を生きる君たちへ」、「ホビット」シリーズ、「悪党に粛清を」など。

スウェーデン生まれ、189センチの長身のイケオジ俳優です。

 

ホビットシリーズのビヨルン役で初めて見てひとめぼれし、その後の「悪党に粛清を」でもあまりに格好良くて痺れました、、、

 

※余談ですが、この「悪党に粛清を」はマッツ・ミケルセン、ジェフリー・ディーン・モーガン、ミカエル・パーシュブラントというイケオジ俳優大集合で超おすすめです!

悪党に粛清を(字幕版)

悪党に粛清を(字幕版)

 

 

 

本作での出番は少しですが、是非注目してみてくださいね!

「蜘蛛の巣を払う女」は全国公開中♪

 

※画像は全てimdbより引用